書記の読書記録#185「中医臨床のための温病学入門」
神戸中医学研究会「中医臨床のための温病学入門」のレビューと読書記録
レビュー温病学とは,主に温熱あるいは湿熱の邪による外感病である温病に対する理論で,いわゆる感染性疾患を考えるのに有効である。中医学においては傷寒論とともに発達してきた一分野といえる(日本漢方では傷寒論メインで温病学はあまりない,気候の違いの影響か?)。方剤として有名なものに「銀翹散」「麻杏甘石湯」「白虎加人参湯」「大承気湯」がある。
読書記録・温病学の歴史・温病と傷寒・病因:風熱,暑熱,湿熱,燥熱,伏気・