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フリクションのインクすぐなくなる


フリクションの4色ボールペンを愛用しているんだけど、フリクションってインクが減るのすーっごく早いんだよな。半分くらい揮発してるんじゃねえかって疑ってるんだけどよ。とにかく毎週何かしらの色がなくなるのでなんだか忙しないよ。

こないだも黒がなくなりそうだなあってストレスを感じていて、何かを一生懸命書いている最中にインクがなくなっちまって、せっかくメモを取ってる途中だったのにインクを変えているうちに何を書きたいのかわかんなくなっちゃった。

今度は赤がなくなるかな?それとも緑かな?じゃあ青を使おうかな。って具合で、多色ボールペンって便利だけど、それだけストレスもあるよねーみたいなことを思ったワケ。

でねでね、これってもっと色んなことに当てはまるんじゃねえかなって思ったのね。例えば時計とかもさ、ソーラー時計だったらまだいいけど、電池時計とか機械式時計だったりすると、数年に一度メンテナンスが必要だったり電池がなくなったら交換しなくちゃいけないワケじゃない?気を遣うんだよなそういうのって。

電子機器もそうでさ、スマホとスマートウォッチは毎日充電して、タブレットは2日に1度充電して、電子書籍は1週間に1度充電して、電子辞書は1ヶ月に1度充電するわけ。あとBluetoothイヤホンも充電するか。何か1つ怠るとどこかで支障をきたすからさ、気が抜けないわけ。

そうなの。なんでもそうなの。靴も壊れていくし、服も痛むの。
食べ物も悪くなっていくし、家電にも寿命があるじゃない?だから持ち物が少ないうちは(受け持ってる生徒が少ない担任の先生みたいに)全体を見渡して管理できるけどさ、それが増えていくと管理できないんだよな。

それがさ、「フリクションのボールペンを50本持ってまーす!」みたいに全部均一のものだったら同じ替え芯を大量に持ってればいいけど、サインペンがあって、シャーペンがあって、ボールペンがあって、ラインマーカーがあるわけじゃない?疲れるよ。そういうのって。

スティーブ・ジョブズは毎日全く同じ格好をしていたっていう話は使い古されてもはや誰でも知ってる話だけどさ、あれって服を選ぶという毎日の選択をカットすることで、より重要な選択に意識を集中できるようにしてるからなんだよな。

最近思ったんだけど、1日に決断できる物事の回数ってのは人によって決まってるらしいんだよな。今調べたら1日35,000回って書いてあった。だから要は何が言いたいかっていうと、人間そんなにあれもこれもは出来ぬよなって思ったのな。

僕は最近は減らすようにしてるけど、しかし多趣味で、
カメラ・スノーボード・バドミントン・ランニング・ゲーム・読書・時計・バイク・登山って上げていくとマジでキリがないんだけど、その趣味一つ一つに揃えるべき道具があって、それらもメンテナンスが必要なワケだよな。スノーボードはワックスかけなくちゃいけないし、バドミントンのラケットはガットを張り替えなきゃいけないわけで。

それで、今書いた趣味を全部本当にちゃんと誠実に遊ぶとしたら、メンテナンスだけで1年終わっちゃうんだよな。でもそうじゃないってなるとやっぱり求められてるメンテナンスのどこかを誤魔化してるんだよな。別にスノーボードもワックスかけなきゃ死ぬワケじゃないし、バドミントンのガットも切れない限りはずっと出来るしね。
しかしそういう趣味が少なければ、少なくとも道具を大切にするようになると思うんだよな。スノーボード行くときは存分に滑って、それ以外の日はボードを磨いたり掃除したり、ワックスがけしたりしてさ。

そういう意味であまりに多趣味な人っていうのは道具大切にしない印象があって。その先入観もよくないけど。友達5000人いる人より1人しかいない人の方が友達のこと大切にしそうじゃない?あくまでイメージの話ね。実際はどうかわかんない。

ずいぶん書いたな。
多趣味は楽しかったけど、道具をメンテナンスしたり日々拭いたりするのも結構豊かな時間でチルじゃんって思ったりしたから、なるべくやることを減らしながら一つ一つ丁寧に接していきたいなって。そういう気分って感じ。

おしまい


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