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2年半分の測量野帳


さすがにスペースを圧迫してきたので職場の使用済み手帳を持って帰ってきた。2年半で紙袋2杯分くらいの分量があったので持ち帰るのも一苦労だった。手帳の内容は本当に他愛もないメモ程度のことしか書いておらず、大切な日記とかが書き綴られているわけではないのだけれど、それでも捨てるのは忍びなく、結局押入れに収納することになってしまう。


封印されていく測量野帳の群れ



測量野帳は基本的に緑色のカバーだけれど、限定だったり、シリーズによっては様々な色がある。なんとなく飽きないように珍しい測量野帳があったら買うようにしていて、緑の手帳を使ったら次は青でも使うか…というふうに順繰りに使っていったら結果として結構カラフルな手帳の群れになって綺麗だった。




手帳は区別化するために(それからどちらが表紙かをすぐに判別するために)ステッカーをベタベタ貼ることが多いので、並べてみると何だか圧巻で嬉しかった。なんというかカセットテープ売り場のような独特の凄みがある。




使い終わった手帳は「いつからいつまで使ったか」と「タイトル(その期間内で印象的だったフレーズ)」を記載する。そうすると後から見返しやすくなるし、なんの仕事のときの手帳かを思い出しやすくなって便利だ。




手帳にはシールやステッカーを自由に貼るが、特にルールはない。
ただ単純に何も貼られていない測量野帳は300回くらい使ったので、ステッカーでも貼るかな、と漠然と思っているだけだ。シリーズによっては表紙がどちらだか分かりづらいものもあるため、ステッカーを貼ればどちらが表かすぐわかるので良い。

また、もともとシールやステッカーを集めるのが好きだったので、測量野帳にステッカーを貼るようになってからは「手帳に貼るしいいか…」と買う理由ができて助かっている。
そんなふうにして僕の手帳はステッカーだらけになっていく。




手帳を並べてみると「もっと派手にめちゃくちゃ貼った方が後から見返した時に面白いな」ということに気づいた。次からはもっとそうするようにしよう。あんまり貼りすぎると周囲からのツッコミに答えるのが億劫になるけれど。



測量野帳を積み上げてみた。
同じサイズ、同じメーカーの手帳をひたすら繰り返すだけで、何だか面白い。全然すごいことじゃないのに、すご気がしてくる。同じ種類をひたすら連続すれば大抵のことは凄みが出てくるのだ、きっと。



手帳の中身でも紹介しようと思ったけれど、あまりに粗雑な使い方なので紹介のしようがない。束になったメモ帳という感じがする。逆に言えばこのくらい肩の力を抜いて粗雑に書いてきたからこそ続いたのかもしれない。




おしまい



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