【手に馴染む...】Z30を購入しました!
これまでのあらすじ
「33万円のカメラは手に余る!」そう叫んだ僕はLUMIX S5iixを売却し、Nikon Zfcの中古を購入した。ところがZfcには全然持つところがなく、かつ質感に不満が残ってしまい3日であえなく売却することとなった。そんな愚かな僕の目の前に現れたカメラ。それがNikon Z30だった。
Nikon Z30を購入した。
最初に手に取った瞬間から「これこそ…!!」という感触を得ていたので最高の気分だ。これだけミニマムなデザインでありながらグリップは恐ろしくしっかり作られており、各ボタンや細部に至るまで質感にも妥協がなく触っているだけで所有欲を満たしてくれる至高の1台。
グリップを意地でも削るまいとしたこの異形とも言えるデザインはどこかSIGMA dpのカメラの異形さを思い出す。
あるいはグリップを除けばRICOH GRのようでもあり、とにかく取り出してパシャっと取れる佇まいが頼もしい。正直色々手にしてみないとわからないものだけどEVFはなくてもグリップはないとダメだ俺は…。
あらためてフルサイズからAPS-Cに移行するにあたり、レンズとかどうしようと思い、Apple純正アプリ「フリーボード」でカメラとレンズについて色々考えてみた。まずZレンズはフルサイズでも使えるものも多いので、今後フルサイズを導入する可能性もなくはない。(その場合はZ5一択かなあ)とはいえ35mm換算で焦点距離が変わることを考えるとどちらでも汎用できるレンズチョイスはほとんど不可能に近いため、とりあえずはZ30にとってベストなレンズチョイスをすれば良いという結論に至った。
僕の場合はカメラの用途は旅行・登山・物撮り・植物園といった具合で、要はスナップ写真がメインになるので40mmが一番気持ち良い。
そう考えるとあらゆるシチュエーションで潰しがきく16mm-50mm(24mm-75mm)と、お高いけど高性能な26mm(39mm)パンケーキレンズの二本立てがベストだという結論に至った。
早速Z30にパンケーキレンズをつけてみた。し、痺れる….。
このレンズひょっとしてこのカメラのために生まれてきたんちゃうんかってくらい綺麗な収まりだ。こういうレンズ一体型のカメラのようだ。素敵。
横から見るとカメラのグリップにレンズが完全に収まっている。美しくて震える。何度でも手に取って眺めたくなる美しさだ。これなら旅行だろうが登山だろうが迷わず持って行くことができる。
Z28mmレンズとパンケーキを並べてみると出っ張り具合は一目瞭然だ。
「Z26mmパンケーキは66000円もするんだから3万円で買える28mm使っとけばいいじゃん」と言われればそれまでなのだが、カメラとして収まり方が全然違うので迷わずお金を出してしまう。35mm換算で言えば42mmと39mmの違いでしかないのだけれど、でもレンズの接合部もプラから金属になったし、色々グレードアップはしていると信じる(ことにしました)。
まだ買ったばかりで全然写真を撮りに行けていないのだけど、このカメラを触りまくっているだけで幸せです。70mm以上の望遠レンズに縁がなく、そんな望遠で何撮るんや…?というくらい望遠を使ったことがないのでこれ以上レンズを持つ可能性がなく、「次はどんなレンズを買おう!」というワクワク感がそんなにないのがちょっと残念ですが、多分それだけ購買意欲が湧いたら買うのはZ5などのフルサイズだと思うので、しばらくはこのZ30と色々なところに行ってみようと思います。
数少ない作例
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Nikon Z30だけで作った写真集がついに出ます
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