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Arts For The Gift

先日ETVの「スイッチ・インタビュー」をたまたま見たらテリー・ライリー氏が登場していました。

エピソード1なので週末に2もあるみたいですが。そのなかでテリー氏が「アメリカに帰る1962年までパリでアメリカのトランペット奏者チェット・ベイカーと仕事してました。」


「彼とレコーディングを行い、演奏からループを作って編曲しました。彼のトランペットが耳に残った状態のまま、すごく面白い即興をしながら作曲しました。」とあり、えっ?チェットがミニマル・ミュージック?と驚きました。
大慌てでググるとなるほど

「チェット・ベイカーによって演奏されたトランペットの音を元にテープ操作をした1963年の作品『Music For The Gift』」
聞いてみました。確かにチェット節のトランペットですが、面白い。

そうそうテリー・ライリーは現代音楽の巨人ですが、先日BSテレ東で現代美術の巨匠「蔡國強」の番組をやってました。

彼は国立新美術館で回顧展をやってたんですね、私は随分前になりますが横浜美術館で氏の展示を見て圧倒された記憶がいまだに残っています。
今回のテレビのメインはいわき市でやられた白天花火「満天の桜が咲く日」でしたが、いやすごいのなんの。
白い波、黒い津波、その後のカオス、木が立ち上がり、桜が満開になるその光景にテレビ越しでしたが圧倒されました。

これは陸側からの絵ですが、テレビでは海側の絵があり、これが凄かった。もちろん花火の爆音ですが、これにテリー・ライリーの曲がついたらすごかったろうなと思った次第です。
芸術の秋、Arts for the Gift ですね。

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