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本のとっかかり

私が本を選ぶのは作家からが最初ですが、これは購入する場合です。読む本の多くは図書館から借りるわけですが、最近はWebで予約ができるのでとても楽です。
その本を選ぶ基準は図書館の「新刊予約」の棚からみますが、それ以外にも何らかのとっかかりがあり、それで予約することも少なくありません。今日はそういう場合の紹介。

先ずはとっかかりが先日目に入った新聞の電子版というもの

なるほど「属国の銃弾」(永瀬隼介)は存じ上げなかったので早速図書館で借りました。正直期待するほどの内容ではありませんでした。田中角栄氏を彷彿とする政治家と主人公の秘書の関わりですが、結局権力者になる先に何もなかった、権力者になること、権力者を維持することに邁進してしまう、今の首相を彷彿とする感じでした(現の中身はスカスカですが)。

ついでのとっかかりは、はNoteで拝見して読みたいなと思ったもの。もともと川内さんは好きな作家なので。

私は珈琲も好きだけど、さすがに盛岡までは足が延ばせないので、先ずは図書館で探しましたが、「コーヒーを、もう一杯」は図書館になく、著者の早坂大輔さんで検索すると「ぼくにはこれしかなかった。」があったので借りました。

最後に、新刊予約の棚で見つけたこちらは盆休みに読みました。

東城のウィーは行ったことがありますが、なかなか面白い雰囲気の本屋さんでした。ここに紹介されているパン屋さんも美味しかったです。

で、ラジオ(radiko)で紹介されたのを聞いて借りた本もあります。
「フィールド・レコーディング入門」

こちらの本の中のフィールド・レコーディングの音は聞くことが出来ます。

一番驚いたのはこの本でも紹介されていますが、宮里千里氏の「 琉球弧の祭祀 - 久高島 イザイホー」。これは1978年に録音されたものですが、これは聞いてみたい。宮里氏の話はググるといくつか出て来るのでとても興味深いです。

ということで、今図書館から借りているのはタイトル写真の本ですが、まあバラエティに富んでるかもしれません。

「死と奇術師」 早川ポケミスは大体借りちゃいます。
「ぼくにはこれしかなかった。」前述(Note経由)
「小泉文夫」ジョージの回でも紹介したようにこれもラジコ経由「トランスワールドミュージックウェイズ」からです。
「人は違和感が9割」新刊棚で紹介があったので
「旧町名さがしてみましたin東京」昔から地図好きなんです
「その昔、ハリウッドで」今のハリウッドやタランティーノはあまり好きじゃないけど映画はやっぱり好きです
「当事者は嘘をつく」この時代色々な事件があるが、自身がそれにどう接しているのか、もしや「出歯亀」になっていないのかと繰り返して自分に問うことが多い。

何が引っかかってといえば、こんな感じですね。

「死と奇術師」は珍しい結末袋とじ。いやぁ意外でした。

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