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秋分の日は姫巡り

春分、夏至、秋分、冬至の日は神社にお参りするようにしていますが、今年の秋分(土曜日)は女神さまをお参りするのが良いと女房が言っていたので、9時過ぎに自宅を出て一路出雲横田に向かいました。
以前食べた「姫のそばゆかり庵」がとてもおいしかったので、再訪目的でしたが、ついたら臨時休業の看板。
ガッカリしましたが、こちらは稲田姫ゆかりの稲田神社の境内にあるので、まあそばより拝みましょう。と胃袋から離れて手を合わせました。

稲田姫はご存知のスサノオノミコトの妻「イナタヒメ(クシナダヒメ)」で、ここが姫の生誕之地です。

とはいえ昼前になっているのででは近所にも蕎麦屋があるだろうとググると「奥出雲そば処 古民家暖々」が近所にあることを発見。行ってみました

前回「ゆかり庵」でゆでそばがメチャクチャうまかったので、こちらでもゆでそばにしました。私ら夫婦の後3人まででそば売り切れとなり、ラッキーでした。ゆでそばの大盛りにしましたが、おいしかったな。

その後、また小一時間かけて今度は鳥取の南部町にある「赤猪岩神社」に行きました。ここは数年前から毎年一度はお参りに行くところ。こちらは大国主命が絶命したのを赤貝の神・キサガヒヒメと、ハマグリの神・ウムギヒメという二人の女神さまが助けたという「蘇生・再生・復興(昇運)の神社」です。

伺ったら本殿にブルーシートがかかっていて、右手に仮殿がありました。案内所の方に聞いたら大雪で境内の大木が倒れて、一部が本殿を壊したので、来年11月めどに再建中とのことでした。なるほど「蘇生・再生・復興(昇運)の神社」にふさわしい、私も少し寄付させていただきました。

そこから大山の銘水を汲みに「天の真名井」に寄り、20リットル頂いた後は、一路松江に。本日の最後の女神さまは佐太神社です。

4時過ぎに佐太神社に到着。もう境内にはあまり人はいませんでしたので、ゆっくりとお参りさせていただきました。

こちらは3つの社殿があり、猿田毘古大神などを祭る本殿、北殿は天照大神、南殿は素盞嗚尊。
さらに南殿の裏にあるのが伊弉諾尊を祭る母儀人基社で、これが昔の磐座風ですごい感じでした。夕方でもあり、誰もいないので、女房は少し怖いと言ってましたが、確かに何かありました。下り始めてすぐに母儀人基社から柏手を打つような音が聞こえてハッとしました。

さて、さらに佐太神社の外にある田中神社には、木花開耶姫命の西社(縁結びと安産)、磐長姫命の東社(縁切り・長寿のご利益)がありこちらもお詣りしました。

これで本日は「櫛名田比売(クシナダヒメ)」「𧏛貝比売(キサガイヒメ)」「蛤貝比売(ウムギヒメ)」「天照大神(アマテラスオオミカミ)」「伊弉諾尊(イザナミノミコト)」「木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)」「磐長姫命(イワナガヒメノミコト)」と7人の女神さまにお参りできたということになります。

帰りは夕焼け間近の宍道湖を見ながら、山陰道~尾道松江道~中国道を通って7時半に帰宅しました。

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