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一周回って

土曜日の午前に女房の講習会が八丁堀であり、2時間程度とのことだったので、女房を八丁堀まで送り、会社で一仕事。11時過ぎには連絡があり、迎えに行きました。
その時間なので、どこかで昼メシ食べて帰ろうかということになり、女房が友だちに教えてもらっていたカレー屋さんに行くことに。
11時半から受付開始でしたが、結構待つらしいとビクビクして行きました。
エレベーターでビルの6階に出たら、もう待ってる人が数人、受付簿に名前を書きますが、もう10組位書かれていたので、12時過ぎにまた来ようと一時外出。

ちょっと買い物をして戻ると、開店済みでエレベーターホール(と言っても階段ですが)には2人組が2組、1人が2組いました。でもカレーなのでそこそこの回転で20分くらいには入れました。「カレーすみた」さん。

メニューは今日のカレー一択。ご飯は大盛り、小盛りが選べるのと、のせるのがパクチーかみつば。あとはドリンクです。
この日は「ルーロー飯カレー」

カウンター席で見てると、調理は女性で、ホールは男性。夫婦なのかも。
ルーローはカウンターの上に調理済みで、ホワイトカレーとキーマカレーの2種はその場で調理し、その上に盛り付けるようです。
店内は10席程度だし、今日のカレー一択なので、お2人しかいなくても5分ちょっとで登場しました。50円増で蒸しパン(花巻(ホアジュアン)付きを選択。

先ずはホワイトカレーから。
うん、なかなか美味しい。メニューにあるように「ホタテの豆醤」や香辛料が皿の縁にのっていて、それを混ぜると味が激変します。
温玉もついているので、当然ですが混ざるとさらにいいんです。
もちろんキーマカレーも単独でも美味いし、ホワイトカレーと混ぜるとまた美味い。
あっという間にご飯を完食し、花巻をちぎっては皿のカレーを掬い、ピカピカにしてご馳走様でした。

女房が食べ終わるのを待つ間に考えたこと。

カレーは日本人の国民食と言われるし、確かに維新開国以降にイギリスから入ってきたカレーが日本で独自に進化していまに至っていると思います。
それは海軍がというより、エスビーやハウスカレーみたいな家庭でお手軽に作れるカレーがカレーを家庭に浸透させ、国民食の座についたということでしょう。

今は多くのインド料理・インドカレー屋さんがあるように、日本人向けのカレーだけでなく、各国のカレー(もちろん日本人向けにカスタマイズされていると思いますが)の波が押し寄せているように思いますし、私たち夫婦もカレーも美味しいけれど、ナンやチャパティがメチャおいしいので行きつけにしているインドカレー屋さんもあります。

今回の「カレーすみた」さんは言ってみれば台湾カレー。インドカレー、日本カレーの要素が混ざってる印象でした。

帰る時に男性に
「美味しかった。なんだか昔日本にカレーが入ってきて、凄く進化したのに、またひと時代がまわってさらにグローバルになったカレーの世界が押し寄せた感じです」
と伝えると厨房の奥さん(?)に「こんな風に言われたよ」と伝えてもらい、ニッコリ笑ってもらいました。

ここ数年、民謡を聞くようになりましたが、それは「民謡クルセイダース」がきっかけかと。まぁ昔から「河内音頭」は好きでしたが、民謡に海外の色々な音楽、ビートが重なり新しいグルーヴ感が生まれ、それから私の民謡の世界が広がった。それに重なります。

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