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老眼ですが

地元紙の一面にあるコラム。

トホホな話ですが、ガンバが公開したというのは偉いな。政治家なら知らんぷり、記憶にない、証拠を出せ、というのでしょうから、それに比べると上等です。

それより気になったのは冒頭の部分。

「間違いやすい漢字に、木くずなどを指す「杮(こけら)」と果物の「柿(かき)」がある。見た目はそっくりだが、こけらは旁(つくり)の縦棒が下まで突き通る。かきの方は「なべぶた」と「巾」の間にわずかな隙間が。当欄でも拡大して見ないと分からない」

とあります。老眼なので、確かに肉眼で紙面を見てもサッパリ違いがわかりません。そこでスマホで撮影し拡大して見ました。

なるほど、ここまで拡大すると確かに違いがわかりますね。
だけど私は今まで食べる柿を書くときに、つくりは鍋蓋の上の点を書いて、横棒を引き、三画目に下の巾の構えを書いた後、一画目の点の下から一気に縦棒を下まで引いていました。
ということは、ありゃ「かき」のつもりで「柿(こけら)」を書いていたとは60年知らなんだ。毎年干し柿を作るので、そのこともアップしていましたが、「ほしこけら」と書いていたのかもしれません(アップの時は自動で入力、選択してくれるか…)。

こういうことは結構あるのでしょう。人の名前でも「柿(かき)」がつく人はいますね、「柿田」「柿谷」さんなんて珍しくもないでしょう。しかし手紙や封書の場合の宛先に私は「こけらだ」さんと書いていたのです。

「高」の字も名前にはよく使われるのですが、こちらは比較的注意して「はしごだか(髙)」にはならないようにしたり、川崎の「崎」の字も「崎」「埼」「嵜」「㟢」「碕」が間違わないようには気をつけていましたが、「柿」には気が付かなかった。

猿も木から落ちるの木は柿の木だったのかなぁ。

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