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どんどんやりなさい

私はコメディエンヌとしての黒島氏を評価しているのですが、妊娠、出産、育児でしばらくその登場期間はコメディエンヌとしと拝見できないのは残念とは思いますが、誠におめでたいと思います。

女房とも話したのですが「事実婚」ってなんで言わなきゃいけないのでしょうか。二人が合意して一緒になるなら、籍を入れるとか、挙式をするとか関係ないでしょう。こういう自由さ、(ちむ)どんどんやったらよいと思います。
仮に二人の子育てで結婚しているカップルの子と差が出てきたりすると、そちらの方が問題で、逆にそういう不合理を揺さぶる良い行動ではないでしょうか。

今は昔の結婚のスタイルや流れと随分違います、私の親の世代(昭和10年以前の産まれ)は、適齢期(?)→見合い→結納→結婚式→同居→入籍という流れでした(私の親の場合に限定しているのかもしれん)。
私の世代(前の東京五輪頃の世代)は、適齢期(?)→恋愛もしくは見合い→結納→入籍→結婚式→同居でした。もちろんこの適齢期というのも特に女性の場合は20代前半から後半に伸びた気がしますが。

さて私の子ども世代(平成生まれ)ですが、家には3人子どもがいますが、
長男は、恋愛→同居→入籍→出産→結婚式
次男は、恋愛→同居→入籍→結婚式
長女は、恋愛→同居(今ここまで)

また妹の子ども(娘二人)の場合も
姉は、恋愛→結婚式→入籍→同居→出産
妹は、恋愛→同居→入籍→出産でコロナもあって結婚式はしていません。
姉の方は結婚前後は陸上自衛隊の医官だったので少々封建的の昭和風かな。

であります。つまり婚約みたいなのはありましたが、家と家との結納みたいなものはなく、先方の親御さんへの挨拶も結構進んでからでしたし、広島以外のご実家の場合も別にそれで…という反応。
唯一私のお袋(おばあさん)が違和感を持って、あれはどうするのか、順番が…というくらいですが、全てスルーでした。

大事なのは3つ
1つ目は好きになり一緒になろうかという人とめぐりあえるか
2つ目はその人を愛することができるか
そして何より大事な3つ目は、その気持ちを互いに持つことができるか。
もちろんそれが永遠か、短いものかはわかりません。2人だけでなく社会も変化しますから、永遠かもしれないし、短いかもしれません。そんなことは神のみぞ知るです。

大事なのは先程の3つしかありません。それ以外のことは枝葉末節で、どうでも良い事です。

結婚の流れなんて結局は昭和から平成、令和にかけて随分変わりましたし、その結婚のスタイルというのは時代の移ろいによるもので、伝統ではない。
もちろん明治やそれ以前はもっと違っていたでしょう。
結局のところ明治憲法下で定まった民法により作られた家、家族の形にあうような結婚のスタイルを唯々諾々と続けていただけに過ぎません。

私は金権与党の方が声高にいう「家庭観」(面白いことに今回の裏金の2派閥の方が多い)は「なにいってるんだ?」と思うだけです。
同性婚もいいじゃないですか。

与党の守旧的(と言ってもたかだか明治以降のもの)家庭観はその人に都合が良い人が言っているだけであって、国民にとって良いものではけっしてありません。
宮沢・黒島両氏は共に納税もし、国民の義務も負っています。さらに少子化対策と首相が無策の旗を振る中で、お子様も授かったとは大したものです。それなのに旧来のスタイルをとらないというだけで彼らに不利益があるのなら、それは憲法違反だと思うのです。

今日のタイトル写真は先日ハワイ土産で頂いたカウアイ・コーヒーのパッケージ、こう書いてます。

「kiss by the bright Pacific sun and cooled by the gentle Hawaiian trade winds.」

黒島さんが明るい太陽で、宮澤氏が優しい貿易風ってところで授かった赤ちゃんだなぁ。

お二人に限らず、一緒になるという選択をしたカップルに幸あれ、黒島結菜さん、おめでとう。

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