一生懸命ってかっこいい
ジャイアンツにアダム・ウォーカーという選手がいます。
バッティングがうまく、足も速いので攻撃面でものすごくチームに貢献してきました。
来日する前はアメリカの独立リーグで何球団か渡り歩いてきた苦労人です。
攻撃面では活躍しているのですが、守備面はあまり得意ではないようで・・・。
レフトを守っているのですが、ショートへの送球が3バウンドしたり、ホームの送球が大きく逸れてしまったり、プロ野球の外野手のレベルとしてはかなり低いと評価されてきました。
そのウォーカー選手が守備力の向上に向けて、巨人の亀井一軍外野守備走塁コーチと二人三脚で守備の練習、送球の練習を行ってきたそうです。
その成果が先日の中日戦で現れました。
ショートに3バウンドの返球をしていた選手が短期間でものすごい成長を遂げているなと感じます。
亀井コーチも泣きそうになったと取材陣に話していました。
打撃は超一流でも、守備は二の次または専門外とする助っ人の選手がいる中でウォーカー選手のこの姿勢はすごいなと感じます。
学ぶ姿勢、吸収する姿勢、心持ちは自分の何かをアップデートしようとするときにとても大きなターニングポイントになると思っています。
受け身ではなかなかうまくいかないことが多いんですよね。
今までちゃんとしてきた人に教わってきていなかったと本人は言っていますが、今までちゃんとした人に教わってきていたらとんでもないことになっていたかもしれません。
一生懸命取り組めることに加え、とんでもないのびしろを持ったウォーカー選手の今後が楽しみです。
応援しています。
ウォーカー選手がものすごいスピードで上達していく軌跡がわかるので、もしお時間があれば8分ぐらいありますがご覧になってみてください。
「一生懸命」ってやっぱりかっこいいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。