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竹食器の試作

キャンプ場に置かせて頂いている竹の販促のために竹食器を受付近くに置かせていただけることになりました。本当にありがたいです。

切り出した竹は、長期保存をするためだったりカビないようにするために「油抜き」という工程が必要なようです。
ざっくりいうと炙って処理するか、お湯の中に入れて処理するかなのですが、下の写真は炙って並べたものです。
色的にはこれがいいかなと感じています。
(右上の二つは生です。)

ガスバーナーで炙った後は濃い緑になってとても綺麗です。

数を減らして上から撮ってみます。

何を盛ろうか考えながら作業をしておりました。

横から見るとそれっぽいなと感じます。
キャンプで使うのも良さそうだなと感じます。
もうちょっといろんな大きさだったりタイプのものを
作りたいなと考えております。

このままでもいいのですが、お湯で油抜きしたらどうなるのか気になるのでやってみました。

灰汁というか油分が出てきます。
本当は重そうだったり炭酸苛性ソーダなどを入れてアルカリにすると良いのですが
家になかったのでとりあえずお湯でやっています。
熱がかかると白く色が抜けていきます。
それぞれ10分ぐらいにていきました。


窓辺で乾かしていきます。
箸を作ってみたのですが、かなり色が褪せました。
先端にいくにつれてもう少し細くできれば・・・
もっとうまくなりたいです。
色が抜けているところと抜け切っていないところが出てきました。
面白い不思議な模様になりました。
タレを入れたり、取り皿候補として作ってみた浅めのお皿です。
左側は煮た後のトドメにバーナーで再び炙ってみました。
お皿にしようと思っていたUの字の竹は乾燥してこんな感じになってしまいました。
何に使えるかな・・・と頭を抱えております笑
セブンイレブンの炭酸のペットボトルがすっぽりと入ります。
お花を行けたりボトルクーラーとしてもいけるかもしれません。
1cmぐらいの肉厚なので断熱性抜群です。
節が短い感覚で2個あったものを
真っ二つに割ってみました。
こちらは煮ておらずバーナーのみで
処理しております。
カレー皿としてどうでしょう。


裏は手斧で切って安定するようにしてみました。

角はナイフで削ったりしたものもあるのですが、まだまだ粗さが目立ちますがキャンプで使うならこれぐらいでもいいかなと感じております。

ひとまずここらへんで一度置いていただいて、少しずつうまくなっていけたらと思います。

想像以上に楽しいのでオススメです。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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