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9 得手不得手

誰しもが得意なこと不得意な事があると思います。生きていくためには働かなければならなくて、働きやすい職場を探し、求職するわけですが。

今現在僕が勤めている法人は、職場環境は、良く言えば緩やかに、悪く言えばヌルすぎる、そんな法人に勤めています。

本当に緩やか/ヌルい職場なので、例えば法人内で提出期限のある書類等があったとしても、期限を守らなくても特にこれといったお咎めもありません。
(僕は必ず守ってますが…期限とは一体…)
職場に迷惑をかけるような有給の取り方をする人がいても、特に誰も文句を言いません。
(不満には思っているでしょうけど)

さて、そんな職場なので、人事に対して、なにかこう違和感を覚えざるを得ません。

例えば・・・
この人はマネジメント能力に長けている → 経験年数も多いが平社員
注意洞察力に長けている新人 → 自然と負荷が「異常」になる
我が我がと自己中心的で周囲を振り回す → 何故か管理職
所謂社会的常識の欠落がある → 減給等特になし
発達障害の傾向があまりにも強すぎて周りに迷惑をかけている → 経験年数が多いが故に給与はトップランカークラス。

挙げればキリがないですね。

この人事ですが、旗から見て、理にかなっていない面を多く感じてしまいます。
また、人事異動は、いたずらに従業員を振り回しているだけにしか思えないのです。
そして、人事異動の時期になるたびに、法人全体がそわそわしているのです。
別に、Aという事業所内での異動ならまだわかります。
AからA’への異動もまだわかります。
そうではなく、Aから極端な話、Zに異動なんて当たり前のように起こります。

「いろいろな場所で経験を重ねてほしい」

と法人の思想みたいですけど、これって「中途半端な器用貧乏 量産施設」と言っても過言ではないと思います。

何故なんでしょうね。

介護に3年携わり、翌年から就労系の支援に回る。
介護で培った事って、少しは役に立つでしょうけど、就労系では全く世界が違います。

今の世の中の、
中途半端な器用貧乏は「弱い」という「事実」よりも
「いろいろな経験を積んでほしい」という「想い」のほうが優先順位が上なのでしょう。
特化型のほうが、何にしても、役に立ち、実績も残し、いわば法人の成長にも繋がると思うんですけどね。

もし仮に、自分の近しい人が、福祉サービスを受けるにあたって、どこか良い場所ないかと問われたら、間違いなくうちの法人は薦めないと想います。

法人の理念は素敵かもしれませんが、「現実」と「想い」のギャップがあり、また職員の資質も問題視すべき人が多いので・・・。

こう、色々法人に対して考えていると、果たしてこのままこの法人に仕えていて良いのだろうか?という疑問が湧いてきます。

緩やか/ヌルいのも、これまた一興ですが、なんだか、このままただ老いていくだけな気もしますので、こちらへのボリュームは下げて、副業でも探そうかなあ。。。

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