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アルバム「鈴木伸明」

アルバム「鈴木伸明」



歌詞



1「さよなら地球」

もーすぐ死ぬと思ったらもう何でもいい気がしてきた
さーよならありがとうもう2度と会うこともないよ

バリエーションたくさんあっておもしろい〜おもしろい〜
コンテンツたくさんあって飽きること全然無い

何でもいいなと思ったらもう何でもできる気がした

よみがえれ 身体の中で錆びついてる感覚
思い出せ 本当のわたしの形をはっきりと
全宇宙に満ち満ちているエネルギーと繋がれ

ねえ私はもっと長生きして楽しむつもり
あんなクソどもをのさばらせたままでいいもんか

バリエーションたくさんあっておもしろい〜おもしろい〜
コンテンツたくさんあって飽きること全然無い

もーすぐ死ぬと思ったらもう何でもいい気がしてきた
さーよならありがとうずっとずっと好きだよ愛するよ




2「秋の喉越し」

鬼の居ぬ間に腹一杯食え
石を積み上げ天国に届け
クモを睨んで大きな声で祈った
甘えた 嘆いた

あー 毎日に今

夢に向かって弛まず歩む
明るく伸びのび楽しく生きる
光眩しいリズムで
諦めが秋めいて
飲めや歌えや騒いでいた
過ぎ去りし日よ
過ぎてしまったよ
何でもいいよ
登り調子

例えば
あなたが暴虐の限りを尽くしたせいで私が死んでも
私は「まあいいか」と思うようにしよう
もちろんその途中で生きる権利を叫んだりはするけれど
キッカケは何であれ
辿り着いた死に間違いはないだろう

わたしは飲み込むのがとても遅い




3「トゥヤタ・トゥヤタ」

感じあって溶け合って交じり合う
目を閉じて初めて見える光

ほほほほほほほんのほんの一瞬
ロロロロロロロングロング一瞬

階段で踊り場ですれ違う
ちょっとだけ目が合ってすれ違う

トゥトゥトゥトゥトゥトゥ
トゥヤタトゥヤタトゥヤタ

感じあって溶け合って交じり合う
ちょっとだけ目が合ってすれ違う

今宵は私と踊りませんか
ふざけんな トンパチ 何言ってんだ
グラスを飲み干し叩きつけたら
ニコッと笑って去っていった

トゥトゥトゥトゥトゥトゥ
トゥヤタトゥヤタトゥヤタ




4「馴染んだ頃には別れが」

夕方ガタガタ震度8
雨風しのげて安心の
崖に立つ小屋でくつろいで
大丈夫だよ 心配はないさ

何かが出ているよ 君の手のひら

じわじわ まだまだ
ジリジリ そろそろ

たまゆらユラユラ揺れている
傷口オープン吹きさらし
気の向くまま 足の向くまま
目を閉じて今すぐ旅に出る

馴染んだ頃にほら別れる羽目に
さよなら笑顔で 新たな出会いが

じわじわ まだまだ
ジリジリ そろそろ





5「晴れた空に」

晴れた空に 雲間に間に 雨の中に 黒い影が 空が怖い 太陽がふたつ
飛び交う弾の数だけ転がる身体から煙が
繰り返す 同じこと
ずっと なんで

探し歩く 探し歩く 探し歩く
もう一度だけ会いたかった 生きて会いたかった 抱きしめたかった
繰り返す 同じこと
ずっと なんで

焼け爛れた喉に皮膚に
水をください 水をください
死んだ方が 死んだ方が
もうこの星に生まれないように
二度とこの星に生まれ変わらない
繰り返す 同じこと
繰り返す 死ぬまでずっと





6「UFO感じる」

じっと見て じっと聞いて
ずっと黙って 小さな声
感じてる 感じるだけ
今の形 見つめてる

飽きて 身体ふわふわして

UFOから放射される愛の光 直撃で
身体から湧き出てくる あたたかいの溢れ出す

愛で身体ふわふわして 身体ふわふわして
身体ウルウルして UFO瞬間移動
瞬くまにまに月越しの地球を見る

忘れてた 今の気持ち
思い出した 信じてた
じっと見て じっと聞いて 小さな声
感じてる
信じてる
感じてる






7「暮らしあそばせ」

どんでん返し 切り分けた時
意外と簡単 どっちもどっち 同じ
つまり便利です どんな天気も
味わい深い 愛の愛の遊び
浮気のひとつやふたつ 彷徨き移ろう気分
乱れる交ざるぼーっとする

いま違和感あそばせ 直感を信じ
素直に暮らす 生まれ変われど 美しい人
愛が溢れているから どんな形でもいい
乱れる交ざるぼーっとする
整いまして 暮らしあそばせ






8「生ビール飲みたい唄」

なま 生ビールを
あー飲みたい

あわ 泡ヒゲつけ
あーほろよい 泥酔

なま 生ビールを
あー飲み過ぎ
何食わぬ顔 おかわりちょうだい
もう一杯

なま 生ビールを
あー飲みたい






9「メモ4」

言葉で言う
身振り手振りで
なんとかして
音を使って
痛みに歪む顔を
笑わせられるように
いつかの後悔を
見つけたものを
蒔くように
言う






10「ないしょのうた」

白くて丸いお月様はどこだ
雲に隠れてこっそりのぞいてた
約束だから誰にも内緒だよ
赤く光ったお月様笑った

丸くて白いあの子はどこへいった
かわいい声であの子は何と言った
小さな声で誰にも内緒だと
ほっぺた赤くして






11「夜の夢の唄」

よよよよ夜の夢
ここ今夜はどんな夢

ほんとはね 好きだよって
ないしょだよ

よよよよ夜の夢
めめ夢から醒めたら

ほんとはね 好きだよって
伝えちゃう
泣いてもいいの






12「ふたつめの愛の話」

君が少し 揺らめいたら
僕はここで 痛いけれど
言葉がもし いらないなら
オチはなしで わかるけれど

愛はどこ 愛はふたつめ 愛は、、
ここにあるのかな

気にしないで 行っておいで
そう思えて そう言えれば
恋は滑り 僕は転げ
オチがついて 痛いけれど

愛はもっと そこここで とこしえ






13「たくさんの緑」

6月の
晴れ間に (雨間)
かわいいおっぱい (心に)
触りたい (傷口)
公園日和 (届かない)
そよ風 (触りたい)
願いは届く? (配達)
叶わない (雲行き)
雨の匂い
oui

平和

確かめあって
殺されながら
奪われながら
泣きながら
求めあって

(太陽の光 キラキラして 触れられなくても 交わって)

付き合うよ
くだらない言葉でも
惨めな現実でも
また何かに潰されて
すぐに生まれる
たくさんの緑






14「春、動く」

雪解けにすべる道
暖かくなっていく
お日様は容赦なく
雪だるま崩れ去り

土埃巻き上げて
空を蹴り頬殴る
諦めの境地にて
霞を食む私の

山から春の音 さよならは君の声
聴こえた

めくるめく出会いに
春一番に吹っ飛ばされても
受けて立ちます 幸せよ
この道が終われば またみんな会えるさ


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