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「トイレが詰まった!」そのときは絶対流さないでね!結局スッポンが一番最強

みなさん、自宅のトイレが普通に流れてくれる幸せに感謝をしたことがありますか?
そういうささやかな奇跡に感謝することを怠ると大変な目に合うかもしれませんよ...。
我が家に起こった惨事のように...。

この記事はちょっとおしもなネタになっております。
お食事中の方は覚悟して、というか食後にお読み頂けたらと思います。

何事もなく平和に終わるはずの一日が、ほんの少しの気のゆるみでビリビリに引き裂かれてしまうこと、あるんです。
我が家の末っ子が3歳になる直前のとある平和な日。
2日ぶりに投下したお便爆弾がトイレを詰まらせてしまったのです。

この記事が、今まさにトイレが詰まっている方のお役に立てれば嬉しいです。

トイレなんてそうそう詰まらない!?

私もこんな事件が起こるまではそう思っていました。
実際結婚してから一度も詰まったことがなかったし、流れにくいこともありませんでした。
しかし、我が家の末っ子のおしも事情はちょっとみんなと違っていたのです。
毎日快便...とはほど遠い3〜4日に1回のお通じという感じだったのです。
なので、投下する際は決まって3日分ほどのブツがトイレに落とされるわけです。
それでも量的にはそれほど問題視することもないものだったので特に何か対策を施すことはありませんでした。
ところが、問題があったのですねー。
固さに。
もうすぐ3歳になるその小さなお尻から出てきたとは思えないほどの凝固っぷりだったのです。

トイレなんてそうそう詰まらない!?
いいえ、トイレにガチガチのお便を投下したらいとも簡単に詰まりますよ!

固くて大きなお便を流さず浸水させるという作戦もむなしく...

実は末っ子が便秘がちになり始めた頃から定期的に大ブツが投下されるようになってはいました。
問題視はしていませんでしたが、少し前からトイレで「異音」がするようになっていたのです。
流れてはいたのですが、最後に「ゴゴゴッ」と。
わかります?
「ンゴゴゴッ」です。
なんとか流しといたけど次は危ないで、とトイレから警告されているような音です。
そして、ついにその危ない「次」がきてしまったのです。
今回のはさすがに私もちょっとスペシャルやなぁと思ったので、実は最初は流さなかったのです。便器の水たまりに小一時間浸水させておきました。
そして、そろそろええかなって時に「えいっ」と流したのです。
・・・。
あれあれあれー!
流れませんよー!
いやいやいやー!
水がどんどん上がってくるー!

あかんかったか...。

浸水していたといっても冬場の水ですから、1時間程度では効果がなかったみたいです。
このときにやるべきだったことは、

⒈ 固いお便にお湯をかける
⒉ 柔らかくなったお便を割り箸などでくずす
⒊ それからしばらくして流す


この3つだったのです。

流れないときは絶対それ以上流さない!

家にトイレが2つや3つあればいいですが、このような、縁すれすれまで水が上がったトイレしかない場合、この後の用はどう足したらよいのでしょう...。

とにかく早くなんとかしないと!

そんな気持ちでいっぱいになりますよね。

わかりますよ〜。
我が家のように子供が3人以上もいればなおさら、どの子がいつ「トイレー!」って言うかハラハラしますよね。

しかし、流れ口を密閉しているわけではないので水は少しずつ流れて減っていきます。
2〜3時間かかる場合もありますが、たいていの場合は1時間ほどで元の水位に戻ると思います。
それを待ちましょう。
もし「そんなに待てない!」というのなら、水をバケツなどに移すしかないです。

そして、スレスレ水位が元の位置近くまで戻ったとき、
「あー直った!よかったー!」
ではありませんよ!
ここで早合点して普通に用を足した私の目の前には、1時間前のデジャブ光景が...。

水位が戻ったときにするべきことは、例のアレを使ってスッポンとやることです。

やっぱり『スッポン』最強説

この事件が発生した当初、もちろんいろいろ調べたり人に聞いたりしました。
そしてどの情報筋も口を揃えていうのです。

「スッポンを使え」「それが一番早い」

と...。
しかし、私にはそれがどうしても受け入れられなかったのです...。
その理由は、
・飛び散りそう
・使用済みのスッポンを家に置きたくない
・本当にそれで解決するのか半信半疑

というものです。

使ったことがないというのもありますが、“トイレが○尿まみれになる”という強烈なイメージしか浮かびません。
できれば「スッポン」を使わずにことなきを得たい。
そう思って様子見を決め込んでいたのです。

ところが事態は一向に改善せず、一時は元の水位まで下がったというのに、もはや水がほとんど流れなくなっていたのです。

やっぱりスッポンか...。

遠回りしてますねー。
素直にスッポンを買ってきてサクッとブツに圧をかけていれば、寝る間際までヤキモキする事なかったのにね...。

もし「スッポン」がなかったら?

スッポンがあれば言うことないのですが、スッポンがあるのはスッポンが必要な事態をすでに経験済みの家だけではないでしょうか。

必要がなければわざわざ置いておかない気がします。

なので、詰まることがあるかどうかわからないトイレ、いざ詰まったときに「スッポンがない!」ということはあるあるでしょう。
ネットで調べてみると、
・拳をスッポンに見立てて突っ込む
・ペットボトルをカスタムして使う
・ハンバーを変形させて使う
・強力洗剤を流し込む
・熱湯を流し込む
・掃除機で吸う

などなど、トイレという限られた空間をできるだけ早く使えるようにするために、人はあらゆる荒技を駆使してみるようです。

私もね、突っ込んでみました、菜箸を。

しかし、思った以上にうねっている管の、手の届かない奥の方で詰まっているブツにはなんの効果もありませんでした。
もしかしたらこれらの荒技のうちのどれかがヒットするかもしれません。しかしそれはスッポン以上の成功率とはいえないでしょうね。

素直になりましょう。

ここはスッポンで決めますよ!

スッポンの正しい使い方

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のんきに様子を見ていた私のように時間を無駄にしないよう、お湯を流しても手を突っ込んでもダメならすぐに「スッポン」を買いに走りましょう!
最近ではコンビニや100円ショップにも売っているみたいですね。
ただし、成功率を上げたいのであれば、しっかりとした「ラバーカップ」を購入しましょう。洋式便器では写真のような突起があるものがベストです。

ちなみにこれ↑はイオンで1500円でした。一生のうち数回しか使わないであろうものにしては高いですね。
しかし、仕事帰りの夜遅くに旦那が買ってきてくれたそれ、何も文句は言いません。

では、できるだけ短時間にサクッと勝負をつけるために、きちんとポイントを押さえてこのスッポンを使用しましょう。

① 便器内の水位を減らす

まずは便器内の水を通常の水位くらいにします。
全然流れていなくて便器いっぱいに溜まっている場合はバケツなどに移しましょう。
砂場用のオモチャとは小さいバケツなどを使ってかき出します。
灯油ポンプを使うという手もありますが、そこまでしなくてもいいかなという感じ。
水がなさ過ぎても効果がないので、スッポンの黒いゴム部分がしっかりと浸かるくらいにしておきましょう。

② スッポンの突起部分を排水口にぴったりと当てる

※ ここからの作業は汚水が飛び散らないという保証がどこにもないので、できれば付近をビニールシートなどで覆う対策をしておきましょう。

水が溜まった便器の穴にスッポンの突起部分をググッとゆっくり押し込みます。
この時ボコボコっと水が抜けて真空に近い状態になることが重要です。
これ以上押せないというところまで押していきましょう。

③ 勢いよくスッポンを引き抜く

ここが勝負どころです。
スッポンは押すことで効果を発揮するように思われがちですが、それは間違いです!
パッと想像するのは、力ずくで押しては引き押しては引きを繰り返して水の勢いを作って押し出すというものかもしれません。
しかし大事なのは、あの黒いカップ内を真空にしてから思いっきり引き抜くことで排水管の中に圧力をかけることなのです。
S字のように曲がりくねった排水管の中を水流だけで押し出せないから詰まっているわけです。
引きの力で一旦ブツを戻す方が有効なんですね。

「それってブツが再び陽の目を見るってこと??」

と思うかもしれませんが、詰まっているところからブツが動くことによって流れが戻るので、ブツが逆流して便器に溢れるなんてことにはなりません。
実際、私たちもブツは目にしませんでした。
その後で流したトイレットペーパーや細かい浮遊物くらいはありましたけどね。

④ 詰まりが解消したら水を流しましょう

②③を何度かくりかえし、ついに「ゲボッ」という鈍い音を立てて全てが流れたらあなたの勝利です。

それまではなかなか水が減らず、その水がどんどん濁っていくと思います。
しかし、ここで負けずに根気よく繰り返すことでブツはようやく観念してくれるでしょう。
そしてくれぐれも、

水位が元の低い位置に戻るまで水を流さないこと!

必ず、詰まりが解消されたと確信してから水を流してくださいね。

まとめ【トイレが流れるというありがたみを痛感】

我が家の場合は便器から水が溢れなかったのが本当に幸いでした。
そうなるとのんきに待ちの姿勢なんて無理ですもんね。
しかし、焦りと無知により一瞬の判断で簡単にそういう状況になるといえるのです。
「トイレが詰まった!」
そんな時はこの記事を思い出してください。
強力なラバーカップの圧力をもってすれば、たいていの詰まりは解消されることでしょう。
もしも、何時間やってもダメな場合はスッポンが便器のサイズに合っていないか、素人ではどうすることもできない排水管の問題が起きているかもしれません。
あまり粘りすぎて気力体力を消耗してしまう前に専門業者に相談しましょう。
今後の我が家の対策としては、とりあえず末っ子のお便爆弾という根本をなんとかしなければいけません。
なぜ彼女だけが便秘なのか?
溜め込んだ3〜4日分のブツは尋常ではありません。
その解明が気になった方はこちらの記事↓↓↓も合わせて読んでみてくださいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。


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