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【小中学生のファンレター企画】芸能人にも、YouTuberにも、君の思いは届けられる!

こんにちは、鈴木深雪です。

子どもが教える学校では、10代の子ども達にプレゼンテーションを通じて、自分の思いや考えを人に伝える経験を4週間のプログラムとしてお届けしています。

1年間で約70名のOB・OGの子たちと、LINEグループを作ってその中で「プレゼンに関する最新の情報発信」や「不定期」イベントをしているのですが、今日は最近企画したとある企画について書きますね^^

1.【初企画】ファンレターを書こう企画!


先日、初めての企画「ファンレターを書こう!」というイベントをZOOMで開催しました!

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子ども達はアニメやマンガ、ゲームやYouTubeが大好き!それらの作品に触れながら、「いつかは自分もそんなクリエイターになりたい!」「発信する側に回りたい!」そう思っている子は少なくありません。実際、子ども達の過去の自分授業では、それらをテーマにプレゼンを作り上げたものが多くあります。

だけど彼らに聞いてみると、その熱い思いを、直接その作者や発信者には伝えたことがないとか・・!それってもったいない!!その思いを伝えてみようよ、きっと受け取ってくれるはずだよ!そんな掛け声で始めたのがこの「ファンレターを書こうよ!企画」なのです。


テレビの中の人も、YouTuberも、映画監督も、漫画家も・・可能性ある子ども達に「境界線の先の人」だと思ってほしくない!いつか大人になったらではなくて、受け手である今の等身大の自分でお相手にできることってたくさんあるよ!作品を通じて感じた気持ちや、感謝を伝えることって、今すぐにできてお相手もきっと喜ぶことだよ!

そんな思いで企画しました。で、誰にファンレターを出したい?と聞いてみたのですが、まぁ出てくるわ出てくるわ。

注)思いをお相手にお届けすることに意義がある企画で、相手方の返事を期待しての企画ではありません。すごく大事な部分なので、子ども達にもこれは口酸っぱく言っています。

(本企画は春休み企画として、OB・OG以外でも参加できる企画を開催しようと計画中です)

【参考】
「ファンレター」というテーマは、私自身とっても思い出/思い入れを感じているものです。私自身のストーリーは少し長くなりますので、ここでは説明割愛し、過去記事を掲載しますね。
記事1)大人になって出した、人生初のファンレター
記事2)1枚のファンレターがきっかけで決まったラジオゲスト出演


2.子ども達がファンレターを出したい人

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ZOOMで開催したワークショップ。子ども達にファンレターを出したい人の名前をチャット欄に記入してもらったらこんな感じです↓↓

【一部抜粋】
ノーマのシェフ!
宮崎駿さん(映画監督)
コムドットさん(youtuber)
本田健さん(作家)
村上隆さん(アーティスト)
米沢りかさん(漫画家)
一ノ瀬三葉さん(作家さん)
青山剛晶さん
軽部潤子さん
杉下右京さん
かとぱん(アナウンサー)
尾田栄一郎(漫画家)
うっせぇわ歌ってる人
真田一族
床丸迷人さん
小和田てつおさん(歴史小説)

などなど、、作家、漫画家、映画監督、YouTuber、ゲームクリエイター、恩師など。私が知っている人も知らない人もたくさん!みんなが自分の感謝や想いを伝えたい人の名がたくさん出てきました!

こうやって一度お名前を可能な限り出してみるってすっごく大切で、この方にファンレターを出すとしたら、あれも伝えたかった、これも伝えたい、って普段心の中に眠っていた思いがあれやこれやと、目を覚まし始めるんですよね。

普段はTVやスマホ、本やマンガ越しに感じている有名人。その間にある自分とお相手の境界線が、じわ~っと薄れてくる瞬間でもあると思うんですよね。

3.ファンレターの幹を作る

こうやってあの人にも送りたいなぁ、この人にも送りたいなぁとイメージを膨らませた上で具体的なファンレターづくりに入っていきます。(想像力を搔き立てて、出来る!書きたい!って思う、このプロセスが実はめちゃくちゃ大事です!)

具体的なファンレターづくりの基本的な部分は、子ども達といつも一緒にやっているプレゼンづくりと考え方は全く一緒です。この記事ではその中のひとつの大事なポイントをお届けしますね。

シンプルですが、企画書でも、提案書でも、1分スピーチでも、何にでも応用が利く考え方です。

【ポイント】手紙の幹を決める

大事なのは伝えたいメッセージの肝は何かを明確にすること!

送りたい人を1名に絞り、伝えたい思いをシンプルに整理していきます。イメージとしては、木の幹を作っていくイメージです。手紙を書くことになれていない子ども達が、いきなり便せんに書き始めると、何度も書き消しのループにはまってしまうこと多々。だからこそこの作業が大事なのですよね^^

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こちらは上記3つのポイントをまとめてくれた、Hくん

【誰に】コロプラさん(ゲームアプリ会社)
【何を】ありがとうを
【なぜ】いろんなゲームを出してくれたり、コラボしてくれたりしてずっと飽きないようにしてくれるので ←注)ここはまだ掘れそうですが一旦はこれで良しとしましょう!

シンプルなんですけど、こうやって幹を作っていくことで、いざ便せんに向かい合った時にすらすらと書けるようになるんですよ。


4.いざ、ファンレターを書く

こうやって幹を決めた後は、いつもみんなに話している「プレゼンの法則」を少しだけ手紙用にアレンジしてお伝えしたり、手紙ならではの作法などもお話しました。

話の流れを頭の中で考えたり、便せんを用意して、いざ!ライティング(書く)です!

プレゼンテーションにも手紙にも「伝わる型」というのがあります。ただこれを必死に教えることは本質的ではないと思っています。そのどちらも、子ども達ひとりひとりの表現ツールの一つ。だからこそ、方法やルールにとらわれるのではなく、「本質的な外せないところ」をきちんとお伝えし、その上で彼らが自分で考えながらどう自分らしい表現を追求していくかがとっても大事だな、といつも思っています。

5.ファンレターを通して感じて欲しいこと

ツールがプレゼンだろうと、手紙だろうと、伝えることの基礎は不変です。そんなことがこのワークショップを通してみんなに伝わるといいな!と思います。

それは自分が何才であろうと、どんな立場であろうと、「お相手に提供できるもの必ずあるということ」

特に、マンガやアニメの作者、大好きな映画監督に自分でも提供できるものがあるってワクワクしませんか?

そしてもうひとつ大事なことは、手紙の返事は期待などせず、自分の思いをつづり投函したことで感じる自分の気持ちの変化も存分に味わって欲しいです。

実際にワークショップに参加した女の子からは、LINEにこんなメッセージが届きました。私の思い、どうやら伝わっているようです。

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【ファンレター企画 近日募集!】

ファンレター企画は春休みイベントとして、近日開催を予定しています。小学生新4年生から(小3生までは保護者の方のサポート参加をお願いします)ご参加いただけます。

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