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「2年1組のみんなに見せたいものがあるんだ」小2息子がマイクラで小学校を再現!?
子どもが教える学校の鈴木です。今日は小2息子の最近のエピソードから。
2年間同じクラスを共にしたお友達と、同じ教室で学ぶカウントダウンが
始まった3月上旬のある日、息子がこう言った。
「マイクラ(ゲーム)で作った ぼくたちの2年1組をみんなに見せたいんだ」
(ん?どういうこと・・?)
息子が寝食を忘れ、取り組んでいるゲームマイクラ。
ゲーム上の3D画面にブロックを積み重ねながら思い通りの建物や街並みを作れるクリエイティブゲーム。
そのゲームの中で作った作品をテレビの大画面につないで息子はこう解説してくれた。
「ほら見て~~~!これがぼくの通っているA小学校!」
これが校庭でしょう!
これが2年1組につながる廊下!
ここが図書室で~、保健室で~
屋上から見える眺めも最高だよ!!!!
驚くことに息子の通っている小学校を再現した建物が画面の中にあった!!
すごい再現力!!
これだけ作るのどれだけ時間をかけたの??
「友達とさーマイクラの中の小学校で鬼ごっこできたら楽しいと思って作ったの!」
息子曰く、このマイクラ上の小学校をクラスのみんなと担任の先生に見せたいらしい。
うん、クラス替え前の学年末だし、いいね!
・
息子と相談してゲーム内の小学校を画像キャプチャしてプリントアウトして学校に持っていくことに。
息子なりに、厳選したこだわりの部分を画像キャプチャ―に撮っていく。
学校の外観/玄関口/廊下/2-1/保健室/図工室/屋上・・・
自分の作品の「どの部分を切り出そう?」「どの角度が一番見栄えがいいかな?」そうやって画像に納めていく作業は、【プレゼンテーション】でいう、資料作り前の「構想&素材あつめ」そのもの。
息子なりに切り出した画像は30以上。
さーて、これをどうやってみんなに見せたらいいだろう?何枚か画像を順番に分かりやすく見せられたらいいよね、ということで「PowerPoint」の存在を息子に伝える。
「じゃあここに写真を順番に貼っていこう」
でもただ貼るだけじゃ分かりにくいよね!
「校舎の中の教室のジャンル別に見せていくのはどう?」
「どの順番で見せたら一番かっこよく伝わるかな?」
ここはプレゼンテーションでいうスライドづくりの一番大事な「話の構成とともに、資料をつくっていく工程」にあたる。
そうやって会話を重ね、息子の指示通りに私はPowerPoitntのスライド作成作業を代行する。
・フォントの色指定も
・フォントの文字指定も
・画像を並べる順番も
・画像のサイズも
・どの字がひらがなで、どの字が漢字かも
全部息子の指定。
私も根気強くひとつひとつ確認していく。
↑
そりゃそうだ、この資料も息子にとっては自分の作品をどう魅力的にみんなに「伝えるかの作品」なのだそうやって15枚ほどのPowerPointのスライドが完成!
翌日、プリントアウトしたものを学校に持っていくことに^^
「あぁ、明日が楽しみでしょうがないよ」
「校長先生にも見てもらえたら最高だな」
「クラスのTVにも映してもらえたらすげぇうれしい」
なんて妄想しながらニヤニヤして眠りについた。
翌日の放課後。
「おかあさ~ん」といつもに輪をかける勢いで下校してきた。
「先生に見せた瞬間、クラス全員がぼくの机の前に集まってさー、もうすごかったよ」
そうやって嬉しそうに語った。
そりゃそうだ!自分の手元の小さなゲーム機の中の作品がみんなに伝わったんだもの、うれしいに違いない!
さらに翌日の連絡帳には担任の先生からこんな一言がつづってあった。
「マイクラ見せてもらいました。〇君の中でA小が、2年1組がいごこちのよい場所であったのであればうれしいです。」
・
伝わるって、こういうことだ。伝えるって、こういう心の通いを生むことだ。
改めて息子の経験を通じて私は確信を持った!
テーマはなんだっていい!ゲームでも、アニメでも!!!
それが君の心を動かしてるのなら、たくさんの感動や興味、関心を起こしてるのなら伝えてみよう。
きっと君の思いに共感する人や、その思いに感化される人が必ずいるよ、と。
大人である私たちは、そういった子ども達の心の芽を摘んではならない、絶対に。←自戒込めて
またまた息子との経験がひとつの「原体験」となり、私は私の活動をさらにバージョンアップさせていくのだ!^^
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子どもが教える学校 鈴木
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