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筋トレ「筋肥大と筋力アップの違い」

違いを忘れがちであるため、まとめる。

筋肥大と筋力アップの違い

筋肥大とはその名のとおり筋肉が大きくなることである。しかし、筋肉が大きくなるからといって力が強くなるとは限らない。筋肥大と筋力は基本別と考えるべきだ。

ここからは、どちらを得たいかによってトレーニング方法が変わってくる話をする。

筋肥大をさせるためのトレーニング

一言でいえば「筋肉を疲弊」させればよい。この「筋肉を疲弊」させることがなかなか面白いポイントだ。もちろん、通常負荷のトレーニングによって筋肉を疲れさせても筋肥大は可能だ。ただし、筋肥大はとにかく「筋肉を疲弊」させればよいので、低負荷のトレーニングを回数多めにこなすことでも筋肉は大きくなる。こちらの方法であれば精神的苦痛も比較的少なく済むうえ、怪我のリスクも低くなる。筋トレを始めたいと思う方にはこちらをおすすめしたい。

筋力アップのためのトレ-ニング

こちらのポイントは「高負荷」であることだ。筋肥大の筋肉を疲れさせることよりも、重く、パワーの必要なトレーニングをすることが大切だ。そのため、膝をついたプッシュアップ(腕立て伏せ)よりも、つま先で支える通常のプッシュアップの方が筋力の上昇には有効であることがわかる。

筋力アップでは純粋に高負荷トレーニングが有効となる。こっちでも筋肉は疲れるため、筋肥大も期待できる。さらには筋肉が疲弊するのに時間がかからない。時間短縮を望む人や筋トレに慣れてきた人におすすめできる。

ただし、高負荷であるために怪我のリスクもあがる。その点は留意すべきだ。

まとめ

筋肥大はとにかく「筋肉を疲弊」させることが大切。

筋力アップには「高負荷」でトレーニングするのが大切。

目的によってトレーニング方法を意識したい。

参考文献


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