見出し画像

評価されるツイートと評価されないツイート、いったい何が違うのか?ツイッターの科学

みなさん、ツイッターは使っていますか。

ツイッターを使っていると、ふとこんな疑問が浮かんできませんか?

「いったいどんなツイートが人気が出るのだろう?」

「どんなツイートが嫌われるのだろう?」

調べてみても、「私はこうしてフォロワーを増やした!」というような個人の体験談ばかり。科学的に証明されたものはないのでしょうか。

そうした疑問に答えてくれるかもしれない研究がありました。

今回は科学的に評価の高い、もしくは評価の低いツイートについて触れていきたいと思います。

実験の概要

カーネギーメロン大学、マサチューセッツ工科大学、ジョージア工科大学の3人のコンピュータ科学者が行った実験となっています。

「Who gives a tweet?」というウェブサイトを立ち上げ、自らのツイートも評価されることと引き換えに、ツイッターのユーザーにほかの人たちのツイートを評価してもらいました。

すると、どのようなツイートをすれば評価が高くなるのか、もしくは低くなるのかについての傾向がわかりました。

以下にそれぞれ3つ紹介します。

最も評価されないツイート3種類

1 不平不満・・・「電車止まっているんだが、またかよ..」

2 存在の維持管理・・・「みんなおはよう!」

3 現在の行動・・・「これから海に行くの」

評価の低いツイートの特徴は何となくわかるのではないでしょうか。

たとえば、不平不満などは読んでいるほうもあまり楽しい気分にはなれませんよね。

存在の維持管理も評価の低いツイートになっているのは面白いですね。

自分が存在することのアピール自体はあまり気にいられないということでしょうか。有名人になるとまた話が変わってくるでしょうね。

現在の行動も存在の維持管理とあまり変わらないように思いますね。一般人が今していることなど興味なし、といったところでしょうか。

評価の高いツイート3種類

1 フォロワーへの質問

2 情報やリンクを提供するツイート(題材が新鮮かつ、明確であるとき)

3 自己宣伝のツイート(宣伝内容に有益な情報が入っている場合)

相手に質問することも効果的ですね。それに加えて、読む側にメリットを与えてくれるツイートも評価が高いようです。

ツイートはどれぐらい読まれるの?

この研究ではツイートが読まれる割合も調べてくれています。

読む価値がある判断されたツイートは全体の36%です。自分でフォローをすると決めたアカウントであるにも関わらず、ここまで低い値であるのは驚愕です。

そして25%のツイートが全く読む価値なしと見なされ、39%はどちらでもないと判断されました。

このどちらでもないというのも、日々の雑事や忙しさを考えれば、ほとんど読まれないと見ていいでしょう。

結局、読まれるツイートは、全体の36%でした。10回ツイートして4回読まれればいいほうでしょうか。

なんともシビアな値ですね。

まとめ

さて、ここまででツイッターの研究について説明してきました。

おさらいしますと評価の低いツイートは以下の三種類

1 不平不満・・・「電車と待っているんだが、またかよ..」

2 存在の維持管理・・・「みんなおはよう!」

3 現在の行動・・・「これから海に行くの」

評価の高いツイートは以下の三種類

1 フォロワーへの質問

2 情報やリンクを提供するツイート(題材が新鮮かつ、明確であるとき)

3 自己宣伝のツイート(宣伝内容に有益な情報が入っている場合)

どうかこの記事がみなさんのツイッターに役立つことを切に願っています。

それではまた会いましょう。

参考論文
実験リンク Who gives a tweet?: evaluating microblog content value


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?