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筋トレと勉強の真理が同じことに気づいてしまったアーシは、筋トレをするのであった…

 肉体美と精神美への憧れは止むことなく、ついにジムに通い始めました。
 楽しいんだな、これが。

 運動と勉強は同じです。重量が軽すぎても重すぎても役に立たない。自分にあった重量で継続的に行うことが重要なんですね。消費カロリーを計測するのは勉強時間を計測することに似ています。

 勉強って楽しいですよね。内容そのものはもちろん、どういう参考書を使ってどういう力をつけていくのかという戦略を立てるとき、ワクワクします。
 それと同じで筋トレやランニングも楽しくて仕方がなくて、毎日のようにジムに行っています。運動すると、精神も落ち着いてきたように思います。心がしんどい人がいかに運動するのもしんどいかということも私は知っていますが、運動はいいです。死にたい気持ちが消えました。おすすめです。

 おかげさまで毎晩トレッドミルしながら難しい英文解釈を解くという悪夢を見ています!本当だよ。
 お母さんは受験期にわからなかった数学の問題を夢の中でまじで解けたことがあったらしい。よく寝るこたぁ大事だべ。だそうです。


 筋トレだけじゃなく勉強も浪人生らしくしっかりしているのです!最近スタディサプリを始めて、ますます楽しくなりました。1日に10時間勉強する日もあるんですよ!4時間もできなかったこのアーシが!

 え…、普通か。

 アーシは世界史(特に西アジア)のことが大好きで、スタディサプリを見るたびにやっぱりこの道を行きたいなーと思うんです。
 アテネ民主政からの衆愚政治。独裁は民主政の中からしか生まれないということ。
 貿易をするフェニキア人の都市ビブロスの名前の由来は、聖書バイブル。(バイブルの語源は紙、パピルス。当時は紙自体珍しかったため、聖書=パピルスだったそうだ。そして聖書を交易で輸入した人がそれをバイブルと呼んだ。)
 
 独裁と民主政という相反するもののように見えて実は密接していること。語源から当時の人の動きがわかること。初めて知ることがあるたびにすごい衝撃を受けて感動します。

 それをワクワクしながらお母さんに知識をひけらかすんだけど、お母さんはこういったことでワクワクしないらしい(そもそも話をよく聞いていない)。
 うーん、この世界史好きも自分の才能だと思うことにしました。

 好きな学問を突き詰めた先に幸福があると信じています。その幸福の形がお金じゃなくったって別にいいし、世界史を極めた人にはその人の、法律を極めた人にはその人の、行くべき道、必要とされる場所はきっとどこかしらにはあるでしょう。
 スタディサプリの英語講師で、私が(おこがましくも)志望している慶應の文学部出身の関正生先生も、「『つぶしが効くから〜』とか考えずに、好きな学部に行け!亅とおっしゃっていたし!

 第一、好きなことをしていること自体幸せだしね!

 人はいくつかの法則をたどって歴史を繰り返している愚かなものだと思うと同時に、その法則を学ぶ幸せを私に与えてくれたという感謝の気持ちを人類に抱くばかりです。

 人類は愚かでかわいいものです。

 アデュー☆

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