英才教育より、おままごとを!
こんばんは!
株式会社学びの庭ひまわり代表&エデュケーション・ディレクター、鈴木敬です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
教室の、クリスマス・リモートコンサートが一昨日終わりました!
みなさん、楽しんでくれてよかったです!!
そして昨日の寺子屋ひまわりでは「合同レッスン」
愛知、北海道、石川の教室が一緒にレッスンします。このように2021年、当教室はオンラインフル活用の1年でした!
さて、僕たちの教室にはそういう方はいらっしゃらないと思いますが、
「できるだけ早くピアノを始めさせたい。0歳ですが、まだ早いですか?」
というギャグのような問い合わせがあるとか(笑)
「遅いです」
って言ってみたい(笑)そうしたら、どうなるのかな?胎教??(笑)
それはともかく、お子さんがまだ年長さんなのに。「同じクラスの〇〇ちゃんがメヌエット弾いてるから、ウチの子にエリーゼのために、弾かせてください!」みたいな早期英才教育。
依然としてあるらしいので、ビックリです。
「早く始めれば始めるほど、伸びる」
と、思っているのでしょうか?
もちろん、本人が始めたくて始めるのなら伸びます。でも、それには年齢は関係ないんですね。いつでも伸びますし、何より、結果に本人が納得できます。
で、そんな早期英才教育なんかより、ずーっと大切なことがあります。
っていうか、結果的に、こっちの方が成長します。
それは「おままごと」。
「おやつの時間だよ〜、みんなでケーキ食べよう!」
「やった〜!紅茶も淹れようね」
こんな会話が、上の写真から聞こえてきそうですね。
これなのです、子供に必要なのは!
これからの時代に必要なのもの。それは2つの「そうぞう」です。
「想像」と「創造」。思う、創るの2つの「そうぞう」。
この2つのギヤが噛み合うとき、すごいスピードで人生が進む時代なんです。
ところが・・・
ほとんどの人は噛み合いません。
「こんな仕事したくないのに・・・まっ、しゃあねえか」
とため息をつく。
これは「想像」が「創造」につながらず、ギヤが噛み合わないまま無理やり走っている状態です。
つながるには「つながる体験」をたくさん積むしかない。
それは幼少期!!
何にでもなれる、どこへでも行けるおままごとは、夢を叶える反復練習なのです。
それから「おままごと」と、もうひとつ「秘密基地」もオススメです。
僕は、原っぱに置かれた大きなドラム缶を秘密基地にしていました。「ここで日本中の野良猫を救うんだ!」とか、言ってたのを覚えています。野良猫は現れませんでしたが(笑)
「国際化社会には英語」「ピアノはIQを高める」なんて、ダサい。
もう、とっくに時代遅れ。オワコンだ。
そんなことより、「おままごと」「秘密基地」を大人になるまでやり続けてください。
それは、エジソンの電球、ライト兄弟の飛行機、スティーブ・ジョブズのiPhoneに続く、世紀の大発明につながるでしょう。
オンライン音楽教室を運営する会社を経営しています。他に、ピアノの先生の学校学長、作曲家・ピアニスト、オーケストラ指揮者。最近、スポーツジムにハマってます!http://himawari.ishikawa.jp