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新聞を読んで、気になるニュースを出し合って話し合ってみると、木曜2限⑩

11月25日は木曜2限「スタディ・スキルズ講座」の第10回、新聞を読んで気になるニュースを出し合い、グループで話し合いました。振り返りです。

【1年】◆今回私は、読売新聞の一面に書かれていた、
アメリカのフロリダ州で、マナティーの数が水質悪化の影響で少なくなっていることが確認されたという記事を読みました。この記事によると、マナティーは水草を餌としているそうですが、水質悪化の影響でその水草が減ったため、マナティーの数も少なくなったそうです。
この記事には、海中で撮られたマナティーの写真が添付されていたのと、私が海の生物を好きであることが相まって、その写真が目に留まった瞬間、この記事を読みたいと思いました。
授業でのブレイクアウトルームでは、そのルームのメンバーに、どのような記事を読んだかを紹介しました。私は、因果関係を正確にお伝えすることを意識しました。2回に渡りこの記事を紹介しましたが、2回目の方が少し簡潔にまとめられた気がします。回数を重ねることの重要さを実感しました。
今回、新聞を読んで気が付いたことが2つあります。1つめは、見出しの分かりやすさです。私が読んだ記事の見出しは、「マナティー大量死、米フロリダ 水質悪化 餌不足」でした。このように、その記事の重要な単語を複数並べてあるだけで、その記事のだいたいの内容は分かります。時間に余裕がない時は特に助かるなと思いました。何より、重要語がピンポイントに選ばれていることに驚きました。2つめは、私が頻繁にSNSを利用しているせいか、自分がもともと興味のあるもの関連の記事にしか、ぜひ読んでみたいという気持ちが起きなかったということです。SNSには、ユーザーがそれまで閲覧してきた投稿や押してきたいいねなどによって、表示される投稿に偏りが出ること、フィルターバブルが起きたり、エコチェンバーが起こることを以前の授業で学びました。一方の新聞では、そのような機能はないからエコチェンバーのような現象も起きないため、読者の好みによらず様々な分野の記事が掲載されています。この利点を生かし、フィルターバブルのような世界から抜け出し、世界で起きている様々なニュースに触れられる新聞をこれから積極的に読んでいきたいと思いました。

◆私は普段新聞を取っていないので、今回の授業で久しぶりに新聞を読みました。私は政府、石油放出を表明という記事と民主主義サミット台湾招待という記事を読みました。今回の授業を受けて、新聞を読むことは今起こっていることや問題を把握する意味でとても大切なことだと感じました。また、興味を持つ意見が人によって違って、それを聞けて面白かったです。

◆今回の授業を終えて、新聞に触れる機会を作ることができた点が収穫になった。普段、家で新聞を取ってないため見る機会が少ないが、授業を通して見るきっかけ作りに繋がり、今後も電子新聞を引き続き使用していきたいなと感じられた。また、ニュースから得られる情報に加えて、新聞からも日本国内だけでなく世界のあらゆる情報を得ることができるので新聞の魅力や情報源としての認識が更に高まった。ブレイクアウトルームを通して行なった意見交換でも様々な意見が挙がり、多視点で話し合うこともできたので来週対面の時でも同様に行えるように取り組んでいきたいと思う。

◆ 私は朝日新聞デジタルで、アメリカでUFO調査部署が新設されるニュースを選びました。いつもなかなか新聞を読む機会がなかったのですが、ネットニュースに比べ自分があまり関心を持たないであろう話題も見れて知識をつけるためにも新聞を利用することは有効であると感じました。また新聞によって書き方や取り上げている話題も異なるためデジタル記事なども利用しながら何社か見て比べるのも面白そうと思いました。

◆普段自分はNHKニュースのアプリで新聞記事を読んでいますが、前回の授業では久しぶりに紙の新聞を読みました。普段使ったニュースアプリでは、自分が興味あるニュースしかプッシュされてないです。紙面の新聞はそれと違って、各分野でのものが全部載せられていまして、総合的に情報を入手できるのは紙の新聞紙の魅力たと思います。

【3年】◆おなじ事象を書いていても新聞ごとに内容や表現が異なっていて1つの媒体から情報を取り入れることは考え方が偏ってしまうという点で少し危ないなと感じました。情報の発信側も受信側も人間なので考え方が異なるのは当たり前ですが、情報をただ受け取るだけではなくてなるべく客観的に情報を取り入れたうえで自分の考えをしっかり持つことが必要なんだと感じました。

◆朝日新聞11月24日フランスの犬・猫店頭販売禁止の記事をえらびました。一面の2番手にあった記事です。一面トップ記事が米国の石油協調放出についての記事であり、25日も一面にのっていたのであえて2番手の記事をえらびました。フランスでは2人に1人がペットを飼育しており、その3割が犬猫が占めています。年間10万匹のペットが捨てられていること、玩具のように展示されていることへの批判が強まり、18日に動物愛護法が成立しました。アニマルウェルフェアへの社会意識の高まりがあり、動物虐待の厳罰化、イルカショーは施行から5年後に禁止、野生動物を使ったサーカスも7年以内に禁止されます。一面では以上のフランスでの動物愛護法のニュースとその経緯・背景について記述されていました。一面の次のページでは、欧米欧米諸国の潮流からとても遅れている日本の動物愛護法の現状や課題店について詳しく載っています。業界団体の激しい抵抗で繁殖業者やペットショップに対する規制が弱く、ペットショップの存在が繁殖業者に大量生産を促している側面について書かれていました。
一つのニュースに対して関連していることや他の観点から見た側面についてのニュースについてもすぐに見ることができたり、何が今1番注目してほしい記事なのかがわかったり、深堀できることがネットニュースと新聞の違いだと感じました。また、ペットニュースのすぐ隣に政治的な記事、貿易、経済記事など興味がなくとも自然と見出しだけで、時事問題について触れることができるので、読む記事をたとえ自分好みに選別してしまったとしてもネットニュースよりもフィルターバブルになりにくいと感じました。新聞を購読するにはお金がかかり、いつでもどこでも無料で情報にアクセスしやすいネットニュースばかり頼ってしまいがちなので、新聞とネットニュースの両方を合わせた情報収集を心がけようとおもいました。
またグループでの意見交換では、自分では選ばなかったさまざまなジャンルのニュースについて知ることができました。マナティーの環境問題についてや、移動式ホテルといった企業に関するニュース、社会人のコロナ禍における他者との関わり方の変化や世界各国のコロナ禍の事情など、多岐にわたるニュースに触れることができました。学校などで他の人が選ぶ記事を日常的に交換できれば、フィルターバブルを防げると感じました。また、記事に対する感想としては飲みニケーションに対する批判的な意見もあれば、飲み会は大切だという反対意見もありました。情報を交換して意見を出し合うことは、フィルターバブルとエコーチェンバー両方の問題についても防ぐことができる可能性が高いと思いました。

◆新聞をあらかじめ読んでからのぞむことでみんなの色んな意見を聞くことができて自身の考えが広がった。就活のためにニュースを定期的に見るように心がけているのでこれからもやっていきたい。

◆今回の授業は新聞を読んで、注目した記事について意見交換を行いました。
私が読んだ記事は、携帯会社のiPhoneの価格競争の記事でした。半導体不足により新型iPhoneの生産量が減っていてその上で、どのキャリアを消費者に選んでもらうかというのを各携帯会社が値段で差別化をつけているという話でした。しかし、価格で差別化を図るといっても、4社とも本体価格で差をつけることはできず、他社から乗り換えた場合の割引と特典で選んでもらえるように設定しているという内容でした。私はこの記事を読んで、キャリア選びも消費者にとって情報戦だなと感じました。情報を知らないことで、支払額にも大きな差が生まれてくることが今回の記事によってわかりました。

みんなでの意見交換の場では、アメリカのUFO捜索部隊についての話が1番印象に残っています。アメリカ政府はUFOの存在を認めた発言も今年しているので、記事を選んだ人はそこから興味を持ったようです。また、日本ではそのような調査をする部隊は絶対に無いだろうという話もしました。日本でも度々UFOの目撃情報は出ていますが、そこまで本格的に取り組む姿勢は日本政府は見せないことが予想できます。

新聞と聞くと、固い内容が多いように感じますが実際は、そうではなく、親しみやすい内容のニュースも載っているんだなと感じました。今まで受験の時や、課題が与えられた時しか読んだことがなかったのでもう少し頻繁に読んでみようかなと思いました。

◆私が見つけた記事は朝日新聞で、原油価格の高騰が長期化し、クリスマスケーキなどの値段に影響が出ているものでした。選んだ理由としては、これから年末にかけて露骨に私たちのお財布事情に関わってくることだからです。記事の内容を共有すると、ケーキ用のイチゴを栽培するためのビニールハウスの暖房に必要な灯油が、灯油高で値上げされたということを初耳な人が多い印象でした。さらにコロナ禍前に比べると、海外からの輸送費がかかる小麦やナッツ、油類の価格も1割ほど高くなっているなども驚きの声が上がりました。やってみて、年末商戦を控える店にとっては大打撃で、私たち消費者側にも打撃があるとの意見もあり、私にはなかった発想だなと思いました。原油価格が高騰しているのは知っていましたが、そのせいでさまざまなモノの値段が高騰しているのは知りませんでした。普段は読み飛ばすような些細なニュースですが、じっくりと読んでみると、私たちの日常に直結するような話題が潜んでいることを知ることができました。また、普段の生活では読み比べなどをしたことがないのですが、新聞によって書き方・視点が違うことを学びました。さらには、全員がほとんど違うニュースを選んできていたので、人の価値観によって選ぶ/関心のあるニュースが異なるのだとも理解しました。

◆私は新聞をじっくりと読む機会がなかったので、新鮮な体験になりました。私は日本経済新聞を読みました。今まで日経新聞は、堅いイメージが強かったのですが、中には新たな都内ホテルの建設など面白いニュースもあるのだと気付きました。就職活動もあり、これを機に新聞をじっくり読む時間を設けたいなと感じました。テレビでもNHKやフジテレビ、日本テレビそれぞれ異なるジャンルのニュースが放送されていて、新聞でも種類によって取り上げるニュースが異なるのだと感じました。
他の学生さんが皆、ユーモアのあるニュースを取り上げていたのでとても楽しいコミュニケーションになりました。

【4年】◆今回の講義ではそれぞれニュースを選んで発表するというものでした。気になるニュースというのはそれぞれが身近に感じるものであったり目に付くテーマになるのでそれぞれ違うものを発表していたので考え方や捉え方の違いを理解することができました。最近のアプリ系のニュースだとAIが自分の検索履歴から興味ありそうなテーマをかき集めてくれるのですが、かえって自分の興味のあることや関心のある話題にのみに目を向けてしまい視野が狭くなっていました。たまには政治や経済の出来事が幅広く網羅されている新聞などにも目をとおしていきたいです。

◆先生にメールを送らせていただいたのですが、送信することができませんでした。
最初ズームに参加していたのですが、家のWi-Fiのルーターの調子が悪く、接続がきれてしまい、授業に参加することができませんでした。大変申し訳ございません。
来週からは対面授業ということで、直接の話し合いができることをとても楽しみにしております。
来週も宜しくお願い致します。

◆今回も授業ありがとうございました!!

◆第10回の講義では、皆が各々に新聞を持ち寄り、その中で気になった記事について話をした。グループで話をするのは一回ではなかったが、何人かは比較的似通った内容の記事に注目していたことが印象的であった。「コロナ」「自然環境」といったものに興味を持つ人が多かったように思う。
いずれも連日ニュースで取り扱われる話題であり、皆、新聞においてもそうした話題が気になるということが分かった。かくいう自分も自然環境関係の記事に関心を持っていたので、人並みに新聞を読んでいるという感じであったことが分かった。

◆今回、新聞を読むということであったが新聞社によって同じ事件や出来事を取り扱っても書き方や結論が違ってくるのは興味深かった。こっちの新聞では賛成意見だったのに対しあっちの新聞では反対意見であったということがあった。記者の立場が違えば意見も変わるのも納得であるが大きく変わる場合はどのような要因がそうさせたのかが気になる。

以上、30日現在、16人。

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