ISO45001 で産業医も監査されました

 産業医業務を行っていると、嘱託であっても、当然ですが責任が発生します。また、経営層から意見を求められることもあります。しかし、今回は外部の方から監査されるという初めての経験でした。

 ISO45001は労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格なのですが、産業保健スタッフもインタビューされます。そうなると当然、産業医にその役目が回ってきます。

 私がインタビューされた企業は安全衛生体制がしっかりされている事業所で特に問題がないはずなのです。それなのに私がダメダメだと事業所に多大な迷惑がかかってしまうのでは・・・と戦々恐々としていました。ハードはしっかりしていても、ソフト(運用)がこんな産業医ではね、と言われてしまいそう??

 インタビューはコロナ禍でもありWeb面談です。顔は見えますが、対面と違ったやりづらさはあります。でも、資料などは机の上に準備して置いておきやすいメリットも。緊張は少ししましたが、特に問題はなくお話しできたと思います。監査全体も特に問題は指摘されず、責任を果たすことができました。

 一つ気になる点と言えば、他の産業医の先生方はどのようにインタビューされているのかわかりませんが、私は普段から様々なところで相談業務をしているためか「インタビュー」というよりは、「教えてあげるよ」的な言い方になることが、気になっています。特段に上から目線の言い方ではないとは思うのですが、話し方には気をつけないといけないですね。

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