【ネタバレ風味のご紹介】新感染 ファイナル・エクスプレス
前にもどこかで同じこと書いたんですが、ゾンビものはさすがにもうパターンが出尽くしたよね、と思ってたんです。つまり、
コメディ:「ショーン・オブ・ザ・デッド」 「ゾンビランド」
ラブストーリー:「ウォーム・ボディーズ」
文芸作品:「高慢と偏見とゾンビ」
ストップモーションアニメ:「パラノーマン」
JK: 「セイラーゾンビ」
インド: 「インド・オブ・ザ・デッド」
ブラピ: 「ワールドウォーZ」
歌舞伎: 「大江戸りびんぐでっど」
…というかんじ。
…ところが…まだネタがありました、今度はなんと超特急ものですよ!
しかも、“パニック発生~逃げる~立て籠もる~仲たがい~決戦~収束”という故ジョージ・A・ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」(1968)以来のパターンをしっかりなぞっている。さらに、最後のシーンもちゃんとこのゾンビもの第一作を明確に踏まえた展開になっていて、やめてやめてやめてーっ!て感じで超ドキドキする。こうしてゾンビものとして型を守っていると同時に、父娘の愛情を丁寧に描く泣ける話になっていて面白かった。
でもそういえば、女囚ものゾンビ映画はまだないですよね。