2025年4月から65歳まで雇用義務化?
会社員のすずきです。
大企業でぬくぬく働いています。
年度末なので、部下との期末面談をしています。
その際に気になったことがあったので調べました。
「2025年から定年が65歳になるんでしょ?」
…マジで?
これ以上、会社を介護施設にするの…?
2025年4月からの制度
「高年齢者雇用安定法」という制度のようです。
「65歳までの定年延長の義務化ではない」
やっぱりね、そこまでヤバイ制度でなくてよかった…。
(能力関係なく雇用しろってのは十分イカれた制度ですが…)
65歳までの定年の引き上げ
定年制の廃止
65歳までの継続雇用制度(再雇用・勤務延長)
上記のどれかを導入すればOKということです。
そうなると、ぼくの勤務先は随分前から再雇用制度が導入されているので問題なさそう。
2025年から改まって、定年の引き上げなんて愚策を打ち出すことはなさそうです。
60歳前後の従業員の心境
ぼくの所属している部署は開発関係の業務をしています。
そして、60歳くらいの従業員がめちゃくちゃいます。
部員450名くらいに対して、100名くらいが再雇用者(60歳以上)という狂った人員配置です。
その上、50代後半の比率も高く、数年後には部員の1/3が再雇用者になるとわかっています。
なんでこんなことが起きるかというと…
仕事が少なくて身体への負担が少ない
仕事が楽で高齢でも続けやすい
周りに再雇用者が多いので、心理的にも続けやすい
社内でもトップを争うほどの高齢化率のはずです。
特に、高卒ばかりの職場でこの現象は異常です。
工場の生産現場だと、夜勤・残業が多くて、身体的に続けられないと聞きます。
60歳を迎えた頃には、身体はボロボロで余生を楽しむもの困難な人もいます。
そんな過酷なライン作業に比べたら、ロクに操作もできないPCの前に座ってぼーっとしているだけで給料が支払われる環境は天国のようなもんです。
他責、無知はアカン
ぼくの期末面談で相手をした人は、残念な感じの人です。
会社に来るのが仕事みたいな状態で、ぼくは仕事をしてくれたらラッキーくらいで考えています。
仕事をふってもやれないし、やらないし、理解が遅すぎるので、ぼくが片付けた方が楽で早い。
これが、若い子なら根気良く教える気にもなりますが、あと数年も働くかどうかの人にぼくの時間を割くのはムダに思えます。(仮に覚えても遅くて役に立たないし…)
そういう残念な人は、65歳まで定年の引き上げを待ち望んでいます。
自分の力ではどうすることもできないものにベットして何もしません。
しかも、自分の人生に関わることなのに制度を詳しく調べない…。
対して働くわけでもないのに、まだ会社から給料を恵んでもらおうとするのかと呆れます。
こうはなりたくないと心の底から思います。
やっぱり自責って大切
一方でまともな再雇用者もたくさんいます。
そういう方々ほど、60~62歳のあいだに辞めていきます。
しっかり蓄財できている
後輩、元部下に申し訳が立たない
仕事がつまらない
あまりに暇すぎて申し訳ない
若い人からしたら邪魔者だと感じる
何名かが上記のような心境、状況だと教えてくれました。
「残って働いてくれていいんですよ!」と本心から言える人がすぐに辞めていきます。
ちゃんといろんな人の立場になって物事を考えられて素晴らしいです。尊敬。
まとめ
ぼくは50歳でFIREすることを目標に掲げているので、後者の先輩方を見習いたいと思う。
そのためには、自責が大切。
なんでも、会社がやってくれる、国が面倒見てくれる、なんて考えていては人生を自分でコントロールできません。
イヤなことがあったときに、会社が悪い!国が悪い!あいつが悪い!なんて言う大人はカッコ悪すぎる。
自分のことは自分が納得するまで調べて、自責で行動していく所存。
がんばる!
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