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代表理事就任と起業家・産業支援の想い

先日ですが、2024年5月1日をもって、”一般社団法人藤沢起業家支援まちづくり協会”の代表理事に就任致しました。
昨年、セットの代表と2人で立ち上げた社団法人ですが、1年で代表を引き継がせて頂き、地元の起業家支援を加速して参りたいと思います。
 
今後も不動産の営業と起業家支援(産業支援)の2足の草鞋で邁進して参ります。
 
いい機会なので、不動産業界に20年いる私が、なぜ起業家・産業支援に携わる仕事もしているのか、noteに残してみたいと思います。



不動産屋が起業家・産業支援に興味を持ったのか?

産業支援の始まりは、前職で企画したレンタルオフィスからでした。最初は起業家・産業支援なんて発想や視点は全くなく、単純に「空テナントレンタルオフィス」にしたい」から始まりました。
 
こちらの話は以前NOTEにまとめているので、よろしければご覧ください。
https://note.com/suzuki_yoshitaka/n/n9a21a11019d4
 
レンタルオフィスも完成してから、当時の代表から紹介された人が、A氏でした。そのA氏は湘南産業振興財団という藤沢市の外郭団体で、何やら文字通り湘南の産業振興をという大きな目標を背負って仕事をされている方でした。
 
お会いした当時は、個人主義バリバリの不動産業界でしかいなかった私は、産業振興に関して、全くと言っていいほど理解と興味もなかったと思います。どんな団体かもよくわからなかったのが正直なところです。

任意団体「起業家支援施設連絡協議会」に参加

また数ヶ月が経ち、A氏から連絡がありました。
「いついつの◯時 空けといてください!」
(要件を言わず連れて行かれる、A氏の変わらない手口笑ね)
 
素直だった私は言う通り時間を空けて、指定された場所に行ったのです。
何をするのかな?でも居酒屋?ん?飲み会?
 
やはり飲み会でした笑
7〜8名ぐらいだったかな・・確か。
不動産の営業をしていたら会うことはない人たちでした。
それが、藤沢市で起業家支援施設を運営している方々達です。普段から起業家さんに触れている方々で、仕事に熱とやりがいを持っている方々だった印象です。今でも覚えています。
 
今でこそ思いますが、不動産の営業といっても、売買や賃貸、事業用(テナント)などさまざまでしたが、幸いにも私は事業用(テナント)を専門の経験を積ませて頂けたので、ある意味起業家さんとの接点はあったのかも知れません。
 
脱線しますが、テナントを専門に動いていた時、対お客様はほとんどの方が「経営者」で、私は会う人に「なぜ会社を作ったのですか?」っと質問をしまくっていた覚えがあります。
 
記憶に残っている言葉を頂けたのは、某薬局の経営者の方でした。
「なぜ会社を作ったのですか?」
「それは使命感だよ」
 
今でこそ、すごくよくわかります!ですが、当時はそうなんだ〜ぐらいに思っていました。でも心にはずっと残っている言葉でした。
 

起業家さんや起業家支援者の話は単純にワクワクする

言語化〜!!笑
不動産のコミュニティと違ったコミュニティの方々との関わりは、単純にワクワクしました。今でこそ気づけたのですが、仕事に対する価値観が、不動産コミュニティと違ったこの方々のコミュニティの方が、自分には合っていたのだと思います。
 
仕事に対する姿勢や価値観は人それぞれで、
・成果や報酬 だったり
・ワークライフバランス だったり
・やりがい だったり
・好きなことの延長 等々だったりすると思いますが、
 
仕事に対する価値観が合っていたのだと思います。

起業・産業支援の世界に本格的に飛び込む!

約2年前に飛び込みました。
具体的には一般社団法人JBIAの起業家支援研修を受け資格をとりました。その中で起業支援の本質的なことを感じとれたと思います。
 
その中で起業家支援をすることが、この街に住む子供たちの未来に直結している事だとも感じました。
 
職住近接と起業創業者が増加する傾向で、子供たちがこの地域で働ける場と起業創業者の支援体制が官民連携して構築できていれば、それがこの湘南が「住みやすさ」と「働きやすさ」を兼ね備えた地域となるのかなっと。
 
やがて地域の子供たちが大人になり、この「地域で働ける」選択肢を増やすことができれば、自分が育った地域で働き、育った地域に貢献できる環境作りが出来たら良いなと思い「使命感」もって起業家産業支援に携わらせて頂いています。
 
急に子供?!って話ですが、実は子供からこんな手紙をもらったことがあります。
 
「パパと同じ会社で働きたい」

長男からの手紙

ちょー個人的ですが、原動力の一つになっています。
私も一瞬、地元を離れて数ヶ月仕事をしたことがありますが、やはり地元で働ける喜びを改めて噛み締めました。 自分の子供たちが大人になって働き始める時、「地元」で働きたいな〜って思える、企業が増えてほしい。

そんな観点で「いい会社」が増えてほしい。 
いい会社が増えるには?どうするか?

会社の先頭に立っている経営者の力になる!

そんな想いを持って起業家・産業支援に関わり続けたいと思っております。

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