コロンビアの旅 第8回 GEモールのアルトゥーロ・カジェ、Crepes&Waffles、そしてLa Plaza de Andres

　さて、アレクサにとってこのGEモールは、ボゴタに住んでいた頃は家族と連れ立って頻繁に来ていたお気に入りのモールだということだ。一緒についてきたアレクサの友人たちの中にも歩き慣れた感じの者がいる。さすがにテホ場と異なり、ここでは私だけが全くの初めてらしい。いろいろ見て歩きながらも、せっかくコロンビアでワイシャツを買うのだからやはりコロンビアのメーカーの中から選びたい、というのが私の考えだったので、みなの勧めに従って東館、と日本風に言っていいのか微妙だが、の4階にあるArturo Calle（アルトゥーロ・カジェ）というローカルブランドの店に向かった。この店は20代から30代をターゲットにしたカジュアル&ビジネスカジュアルのブランドとでもいうのか、衣料品の他に靴やバッグ、アクセサリーも置いているところを見ると、日本で以前利用していたTAKA-Qを思い出す。メンズのワイシャツは店の奥にあって、アレクサと私がワイシャツを選んでいる間に、友人たちは店の中を歩き回ってめぼしいものを物色したり、そこらの椅子に腰かけてくっちゃべったりしていた。コロンビアではワイシャツを選ぶ際に首回りしか測らないらしいことがアレクサの話からうかがわれたが、私は首回りに比べて若干腕が長いため、首回りからサイズを決めると腕の長さが合わない。それが分かっていたのでサイズを少し変更した。素材も微妙に変化があるようなのでその点も考慮し、最終的に白とブルーの2着を選んだ。値段は2300円と1480円だったので、じっくり選んで購入したワイシャツとしては安く済んだと言えよう。