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WWE歴代エース 〜各年代の象徴的スター〜 前編 (ホーガン、オースチン)


はじめに


アメリカにある世界最大のプロレス団体

W W E(ワ-ルド・レスリング・エンタ-テインメント)は、

2023年で創立60周年を迎えました‼️

それを記念して、WWEの60年にも及ぶ長い歴史を簡単に振り返るとともに、

数多くのスーパースターの中から、それぞれの年代を代表する絶対的なエースとして、

一時代を築いたトップレスラーを歴史順にご紹介していきます!




※選手の評価や選考などは、あくまで僕個人の見解ですのでご了承ください🙏

⓪ 60〜70年代
ブルーノ・サンマルチノ  
Bruno Sammartino

(画像出典:wwe.com 以下略)

1963年
WWEの前身団体WWWF(のちにWWF、
そしてWWEへ改称)が設立されたこの年。

イタリア出身のサンマルチノは、
世界王者である名レスラーを怪力で秒殺!

以降、1960〜1970年代にかけて世界王座に君臨し続け、王者だった期間はなんと、

合計10年以上!(もちろん歴代最長記録)

人間発電所(英語では、パワーハウス)という
とんでもないニックネームが表す通り、

圧倒的な強さを誇った、元祖エースです⚡️


そのほか60〜70年代に活躍した選手は、
ペドロ・モラレス、ビリー・グラハム、ボブ・バックランド など


① 80年代
🟡 ハルク・ホーガン  Hulk Hogan

1980年代前半、WWEは黄金時代へ。

当時はまだ珍しかったテレビ中継を導入し、
人気を急拡大!アメリカ全土へ進出します。

そこで主役を担ったのが、
日本でも活躍し、"イチバン"というフレーズで超有名にもなったホーガンであり、

リアル・アメリカン(意訳すると、アメリカの代表)と呼ばれる国民的ヒーローの誕生!

1985年
WWE年間最大イベント「レッスルマニア」が初開催。スポーツとエンタメを融合させ、
全米規模の社会現象を巻き起こしました。

大会名はホーガンの熱狂的なファンを意味する"ハルカマニア"が由来です。

まさにホーガン中心の祭典であり、メインイベントに出た年はじつに8回!(歴代最多)

プロレスの歴史に革命を起こし、WWEの地位を確立させたホーガンこそ、アメリカンプロレスの象徴と言っていいでしょう💪

その後ホーガンはライバル団体WCWに移籍し、なんとヒール(悪役)に転向!
悪のリーダーとして一世風靡しました。

⬆️ ハルク・ホーガン 入場曲&紹介映像 🟡

そのほか80年代に活躍したトップレスラーは、
アンドレ・ザ・ジャイアント、ランディ・サベージ、アルティメット・ウォリアー など


② 90年代
🔴 スティーブ・オースチン  
Steve Austin

1990年代半ば、ホーガンが入ったWCWの勢いに押され、WWEは人気低迷・・・

そんなピンチを救ったのは、
ストーンコールド(意訳すると、冷血漢)という物騒な異名をもつ暴れん坊でした。

1996年
"オースチン3章16節いわく、お前をぶっ飛ばしたぜ!"という名言(?)で、
たちまち大ブレイクしたオースチン。

🖕権力者に中指を立て、放送禁止用語を連発し、リング上でビールを浴びるなど、

従来のヒーロー像からかけ離れてますが、刺激を求める若者たちには大受けでした!

WWEは80年代の単純明快なアメコミ路線から大きく方向転換。過激さを追求した"アティチュード時代"に突入すると、

爆発的なブームによりあっという間に人気逆転し、ついに視聴率戦争でWCWを撃破!

団体の救世主になったオースチンは、
30人参加バトル「ロイヤルランブル」で史上最多3回も優勝するなど大活躍したものの、

深刻な首のケガで長期欠場してしまいます。

⬆️ スティーブ・オースチン 入場曲&紹介映像 🔴

そのほか90年代に活躍したスター選手は、
ブレット・ハート、ショーン・マイケルズ、ジ・アンダーテイカー など


次回は、21世紀編です!!


ー 余談 ー

以前「ヒーローの文化論 (金山宣夫著)」という30年前の本を読んだことがあり、興味深いことが書かれていたので要約してご紹介します。

・ヒーローとは、欲望と不安に満ちた人生を映しだす鏡であり、人間とは、ヒーローを見て生きる動物である。

・生きることに疲れたり絶望しても、ヒーローの姿を見て、生きていく意欲を取り戻し、生きることの喜びを感じさえする。


かくいう僕も、
スポーツ選手や映画のキャラクターといった様々なヒーローから大きな勇気や希望をもらい、それをエネルギーに代えてきました✨

リング上で光り輝くプロレスラーからは特に。
次回ご紹介する3人は、
まさに僕にとってのスーパーヒーローであり、
世界中にパワーを与え続けている男たちです。


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