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OSのアップグレードは慎重に
術後2回目の月末を迎えようとしていた10/30の夜。
オンライン口座から送金予約を試みようと思って、Parallelsを立ち上げてみるも真っ暗なウインドウのまま。
なんだか嫌な予感がして、一応、再起動してみるも同じ状態。
もしや?と思って、マシンのOSを見てみたら「Sonoma14.2(beta)」と書いてあって絶句した…
やってしまった、愚かなアップデート
僕のマシンは、Parallelsの仮想化アプリを入れて、そこからWindowsを立ち上げている。今回、よりにもよってBeta版のOSを入れてしまっていた。
どうして気づかなかったんだろう…Beta版を入れて、これまで良かった思い出は何ひとつないのに。
最後の望みをかけて、一応、Parallelsのバージョンをアップグレードしてみる。
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![](https://assets.st-note.com/img/1698742543621-SDiZUyPWvQ.png?width=800)
全然ダメで、余計悪化してる感じ…
そもそも、Parallelsのウインドウすら立ち上がるのが怪しくなってきた。
非常にまずい。
ダウングレードの方法を探る
これはどうしようもないし、明日の朝一にはマシンが復旧してないと、オンラインからの送金が一切できなくなってしまう。
時間は10/30の23:00ちょうど。
仕方ないので、ダウングレード方法を考える。調べてみても、おそらくこの3つのどれかになるだろう。
リカバリモードから工場出荷状態へ戻す
ブータブルインストーラを作成して元のOSに戻す
Time Machineのバックアップから元のOSをに戻す
僕は、時間を優先して3を選択した。
でも、本当にこれで良かったのかどうか、今も引きずっている。というのも、手術前後の不調期間は会社に行ってなかったこともあり、バックアップが全然取れていなかった。
そして、自宅にあるバックアップデータは、なんと2022年6月のものが最新…
ローカルにあるデータをほとんど失うことになる。
一応、Figmaなどのクラウド上にあるデータはそのままだが、時間もない中で選択を迫られること厄介極まりない。
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翌朝、今度はWindowsは立ち上がるものの…
朝になって確認すると、OSのダウングレードは完了していた。これでWindowsが立ち上がらなかったら、いよいよまずいと思いながら起動させてみる。
すると、一応こんな感じでWindowsの起動は成功した!
あーよかった。
これで送金できると安心していたけど、肝心の銀行サイトにアクセスしても認証が通らない。
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どういうことだろう?
僕は、各種銀行の管理画面へアクセスするのに、電子証明書を使った申請手続きを行っていた。その証明書の更新が必要なのかな?と思って、更新ボタンを押しても、
既に証明書は発行済み、
更新するには古い証明書を破棄してから実行して。
というメッセージが返ってくるだけだ。
つらい、とても辛い。
別のマシンに証明書が割り当てられているなら、そのマシンからアクセスして証明書の削除・失効手続きも行えるだろう。でも、僕の場合、その証明書はダウングレードする前の同じマシンに付与されているわけで。今となっては、それを削除することはできないわけだ。
お手上げ状態。
31日9時になったので、銀行のヘルプセンターに問い合わせをしてみるが、
古い証明書を破棄できない場合、電子証明書の強制失効手続きを「支店窓口」で行ってくださいとのこと。
もはや罰ゲームだ。
31日の忙しい月末に、長蛇の列になる銀行窓口で「書面の手続き」を行わないといけない。さらに、その手続きを行ったとしても、オンラインからアクセスできるようになるのは、翌営業日とのこと。
しぶしぶ窓口で対応
もう仕方がないので、窓口に手続き用紙を持って行ってもらい、約30件の送金依頼は手書き用紙→銀行窓口でなんとか対応できた。
(※これも対応できたのは上席にかけあって、なんとか了承を得たもの。窓口担当からは他の銀行宛は明日になると断られていた。)
昨夜、マシンの復旧中にいらいらの限界になり、どうせならM2 Macをポチってしまおうか?という気持ちをずっと我慢して作業していたが。
押さずに正解だったらしい。
新作の発表
31日の午前、こんなリリースが出ていた。
M3 Mac…
もし、昨晩ポチっていたら致命の一撃すぎるわけで。
今日のこの日を教訓に、OSのアップデートとバックアップについては、以後、二度と同じようなことがないように心がけようと思う。
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