アドラーの人生を遡りながらアドラー心理学を紐解いてみる②

前回の記事でアドラー 生誕から『器官劣等性』のお話と『トラウマなんて存在しない』という所まで書かせていただきました。

劣等感、過去の傷があって今がダメになっているのであれば、
同じ経験をしても心の傷になる人もいればそれをバネにより強い人間になる人もいるじゃないか。だからトラウマなんて存在しないんだ！と言うんですね。

とにかく今なんだ！

今が大切なんだ！と主張します！！

トラウマを認めてしまったら過去に心の傷を負ったら今もうまくいかない。
ということは未来もうまくいかないじゃないか。

そして、劣等コンプレックスの時もいいましたが、
過去にこんなことがあるから劣等感を感じてるのではないし、
自分の人よりも劣ってる点を見つけて劣等感を感じるのではない。
あくまでも「優越したい」という目的が先にあるんだ。
というんです。

この違いわかりますか？