アイマスコラボに向けたバスケ観戦のススメ

みなさん、おはこんばんちわ(最近聞かなくなったですね)
おだすけPでございます。
今回はバスケ観戦ガイドです。

今回こんな記事を書くことになったきっかけなったのはこんなコラボが発表されたからです。

プロバスケのBリーグの島根スサノオマジックがアイドルマスターシリーズとのコラボ試合を開催するというのです。
島根スサノオマジックはバンダイナムコエンターテインメントを親会社として男子プロバスケットボールリーグであるB1リーグの西地区に所属するプロバスケットボールチームです。バンダイナムコエンターテインメントが親会社ということで今回のコラボが実施されることになったようです(ちなみにユニフォームにはパックマンのステッカーが印刷されているらしい)。
個人的にバスケ観戦はよく行く(地元の川崎ブレイブサンダースの試合が中心ですが)ので、今回のコラボ試合をきっかけにバスケ観戦に目覚めるPが増えればいいなと思い記事を書くことにしました。


バスケットボール観戦の基礎知識

バスケットボールには学生時代に触れてきた方も多いかと思いますので、改めて基礎知識をおさらいしていきます(参考:Bリーグ公式サイト)。

・フィールドプレーヤー
コート上でプレーするのは両チーム5人ずつで、試合中の交代に関する回数制限はなく、一度ベンチに下がっても再びコートに戻ることも可能になっています。
ポジションは(一応)決まってはいますが、選手はコート内を縦横無尽に走り続けるため初めての場合は正直覚える必要はないかもしれないです。

・試合時間
Bリーグの場合は10分のクォーター(Q)を4回(10分×4)の40分で試合が行われています。1Q・2Qを前半、3Q・4Qを後半とし、前後半の間に15~20分のハーフタイムが取られています。また前半・後半の各Q間には2分間のインターバルがあります。また4Qが終了した時点で同点の場合は5分間の延長戦(OT)が決着するまで繰り返されます。
しかしながら、実際の試合時間はタイムアウト(後述)やファウル等で試合が止まると時計も止まるため、延長がなければ試合開始から終了まで約1時間~1時間半前後を見たほうがよさそうです。

・タイムアウト
前半に2回、後半に3回(延長実施時はOTごとに1回)の60秒間のタイムアウトを各チームとることが可能です。このタイムアウトをどう使うかが試合の勝敗を分けるカギになったりします。またBリーグ独特なものとして2Q・4Qの試合時間が残り5分を切ってからプレーが止まる(得点が入るなど)と90秒間のオフィシャルタイムアウトが自動的に入ります(W杯予選の時にオフィシャルタイムアウトがなくて困惑した)。

・得点

得点の範囲(Bリーグ公式サイトより)

ここは一番みなさんが分かってると思いますので、詳しくは書きませんので上記の画像を見ておいてください。
ちなみにシュートする体勢になってからファウルを受けたうえでシュートが決まると、シュートによる得点に加えてフリースローが1本与えられます(バスケットカウント・バスカン)。例えば3Pシュートでファウルを受けてバスケットカウントのフリースローが決まると4点入ることになります。

・その他
ファウルについて書こうかと思いましたが、何度も試合観戦してもよく分からないので割愛します。
ボールを受けてから24秒以内にシュート(リングに触れるもの)をしないといけなかったり、自陣でボールを受けてから8秒以内の相手側のコートへ進まないといけないなどの時間に関するファウル(厳密にはファウルではなくバイオレーションと呼ぶ)もあったりするのでいかに相手コートで時間を使うかがポイントだったりします。
チームで各クォーターにファウルを5回以上してしまうと、どういったファウルでも相手にフリースロー2本与えることになってしまいます(試合終盤にはそれを逆手にとった戦略も)。

そもそもBリーグとは?

ここでは、Bリーグについて書いていきます。
BリーグはB1とB2の2つのリーグに分かれており、島根スサノオマジックはB1リーグに所属しています。
B1リーグは全24チームをチームの本拠地によって東地区・中地区・西地区に分けており、島根スサノオマジックは西地区に振り分けられています。
10月上旬~4月下旬までの間にでホームゲーム・アウェイゲーム合計60試合を戦い、年間優勝を争うプレーオフ(B.LEAGUE CHAMPIONSHIP)への出場権を目指していきます。プレーオフでは各地区上位2チームに加えて、ワイルドカードとしてそれらを除いた上位2チームの合計8チームのトーナメント戦で年間優勝を目指す戦いとなります。
ちなみにバスケのようにシーズンの途中で年をまたぐ場合は「Bリーグ23-24シーズン」のような表記になります。


試合観戦についてのあれこれ

ここまではバスケットボールやBリーグに関する情報をお伝えしてきましたが、ここからは実際に試合観戦するうえで必要なことをお伝えしていきたいと思います。

チケットはどのあたりを買うのがいいの?

試合自体はどこからでも楽しめますが、会場の構造にもよりますがおすすめなのは「ベンチ向かい側エリア」です(チームによって名称は異なります)。
ライブ等のイベントがある場合はベンチ向かい側が正面となるためおすすめです。アリーナレベルの座席でもいいのですが、初めての場合は2F以上でも問題ないかと思います(ちなみに中継映像もベンチ向かい側から撮影しているので中継映像と同じ方向から観ることになります)。ちなみに2F席のほうが少し安かったりします。ただ注意しないといけないのは、ダイナミックプライシングという変動価格システムを導入しているチームが増えてきているため、行きたい試合が決まったらすぐにチケットを購入することをおすすめします。
Bリーグの公式のチケット販売サイトはこちら(座席指定も可能です)


試合会場にはどれくらい前に行けばいいの?

ここについては各チームによって異なりますが、一般入場についてはだいたい試合開始の2~3時間前くらいに設定されていることが多いです(ファンクラブに入会しているともう少し早めに入場することができます)。なので初めての場合は一般入場の時間に合わせて会場に着くようにしましょう。早めに着いたとしても会場周辺では様々なイベントが行われているのでいろいろと楽しめます。
例えば、川崎ブレイブサンダースの場合は野外ステージが設置されチアリーディングチームのパフォーマンスが披露されたり、フリースロー体験ができるアトラクションがあったりとイベントがいろいろとあります。

試合観戦に必要なものは?

一言で言うとチケットとスマホ、お財布があれば問題ないです。
コロナ禍以降、Bリーグの観戦チケットはスマホのアプリ(Bリーグスマホチケット)を使うようになった(一部例外あり)ので、事前にインストールしておきましょう。また各チームで公式LINEを使った企画も積極的に行われているので入場したらチームのLINEをお友達登録しておいたほうがいいでしょう。

ほとんどの会場では土足OKなので上靴等を用意する必要はありません(例外あり)。
初めての場合は無理にグッズなどをそろえる必要はありませんが、できるだけあったほうがいいと思うもの(=僕が試合観戦に行くときに持っていくようにしているもの)を下に挙げてみます。

  • ペンライト(市販品でOK)
    試合前の演出で会場内が暗転することがあるためあったほうがいいかも(ただし明るすぎるのでUOは避けたほうがいい)

  • ツインスティック(メガホン)
    試合中は手拍子(クラップ)で応援することがほとんどなので、手が疲れないためにもおすすめ
    試合によっては入場時にハリセンが配られる場合もあるのでそれで代用するのもOK

  • エコバッグ
    試合日によっては入場時にスポンサーからのプレゼントがあったりするのでそれを入れるエコバッグサイズの小さいカバンがあったほうがいいかも

逆に会場に持ち込みNGのものは次の通りです(Bリーグ統一規定)。なお入場時に手荷物検査があるのでできるだけ小さいカバンで行ったほうがよいでしょう。

  • 危険物

  • 缶・ビン類(ペットボトルやエコボトルはOK)

  • 大きなフラッグ類

  • 楽器類


会場ではどう過ごしたらいいの?

入場すると、すでにウォーミングアップを始めてる選手がいたり、日によってはチームのアカデミーの子供たちが実際のプロが使うコートで試合をやってたりするのでその様子を眺めたり、グッズショップやフードコーナーを見て回ったりすることが個人的には多いです。川崎の試合の時はアリーナでは音楽が常に流れているのでのんびり過ごしています。
また、入場時にゲームデープログラムが配布されるのでそれを見ながらどの選手がスタメンになるのかを考えてみたりするのも面白いです。
あと、各チームのマスコットが場内をグリーティングすることもあるので写真を撮ったりすることもあります(2ショはしない)。
基本的には再入場自由なので、外にあるキッチンカーなどで腹ごしらえするのもありです(アルコールを販売する場合もあり)。

試合開始の約90分前になると多くの選手たちがコート上でウォーミングアップを本格的に始めます。そのタイミングで応援練習が行われるので、各チームの応援コールを覚えましょう。とは言ってもそんなに難しいことはありません、試合中もずっと音楽(ただしホームチームの攻撃中と守備中で流れる音楽が違うので注意)が流れているのでそれに合わせてクラップするだけでも十分だと思います。試合中にもアリーナMCの方がルールを含めていろいろと説明してくれるのでわからなくても大丈夫です。
試合開始の10分前になると、両チームのベンチ入りメンバーとスタメン(スターティング5と表現されることが多い)が紹介されます(ここで暗転する場合あり)。ここまでくるといよいよ試合開始にむけて会場内の雰囲気が一気に上がっていきます。

試合が始まると、攻守が目まぐるしく変わるので本当に席を立つ暇がないです。逆にインターバル(2分しかないのに)やハーフタイムはトイレが男性用・女性用問わず混みます。ただ、ハーフタイムもイベントがあったりするので実は見逃せなかったりします。
4Qの終盤でも僅差だったりすると本当に手に汗握りすぎてトイレに行くことも忘れます(個人の感想です)。
試合観戦に集中してると、あっという間に時間が過ぎていきますよ(個人の感想です)。
試合が終わり、勝利時にはインタビューがあったりともう少しイベントが続きます。最後は選手たちがコートを一周したりサインボールを投げ込んだりしてくれます。
なお、Bリーグのガイドラインにより試合中、コート上に関する撮影は動画については15秒以内と定められているのでその点はご注意を(静止画は特段制約なし)。

終わりに

ここまで、いろいろと書いてきましたが要するにバスケ観戦はそんなに敷居が高いものではないということを言いたかったのです。
もちろんチケット代がかかるし、会場に向かう交通費もかかりますがそれ以上に会場全体の一体感を味わうことができるので今回のコラボをきっかけにいろんな人がバスケ観戦に興味を持ってくれることを願って、この記事のまとめとします。