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2023.12.4 「強み」も「弱み」も会社のカルチャー

12月4日(月)
うちの会社の強みって何だと思いますか?
今日は会社の強みと弱みの話をしたいと思います。


で、うちの会社の強みですが、ちょっと思いつくまま挙げてみますね。

①産地が近い
②お客様に応じた小ロット多品種の製造ができる
③製粉機の種類が多い
④お客様のジャンルが多種多様
⑤お客様との距離が近い営業
⑥蕎麦のイベントをしている
⑦社長の好奇心

まだまだありますが、ここまでを少し解説してみます。


①産地が近い
我々は山形というそばの産地を持っていて、生産者や農協さんとの距離が近いので、かなり優先的に買うことができます。
ただその反面、豊作の年は必要以上にいっぱい買わざるを得ないですし、高い価格になる場合もあります。

②小ロット多品種の製造ができる
お客様に合わせてきめ細やかに製品を作ることが得意です。今どうでしょう?100種類位のそば粉があるんでしょうか?
ただこれも、その分手間がかかりますし管理が大変です。なので、今少しでもまとめようとしている訳です。

③製粉機の種類が多い
全国でもこれ程製粉機の種類の多いそば粉屋はないんじゃないかと思います。つまりどんな挽き方もできるんですね。
ただ、器用貧乏になるし、大量生産には向いていません。その欠点を補おうとして新工場を建てようとしています。

④お客様のジャンルが多種多様
そば屋さん、製麺屋さん、立ち食いさん、コンビニさん・・・とリスク分散できるというのはコロナのときに身に染みて分りましたが、それぞれ全てに全力で対応しないといけないので、我々の力や資源が分散しますよね。

⑤お客様との距離が近い営業
普段からお客様に接しているので、仲良くなれるし、お客様の立場を考えることができますが、その分手間やコストが大きくかかって利益は取れなくなります。
また、属人的な仕事になってしまうので、人手不足の時代ではリスクが大きくなります。

⑥蕎麦のイベントをしている
これだけいろんなことを企画しているそば粉屋はいないと思いますが、コストがめちゃくちゃかかります。

⑦社長の好奇心
まあ、これも私の属人的な話なのでリスクでしかないですよね。なので、私の賞味期限を考えながら「戦略」として仕組み化しようとしています。


こんな感じで、どの強みも大きなメリットがあるものの、デメリットもいっぱい含んでいて、弱みにもなり得るんですね。背中合わせなんです。

ただこれらは、強みも弱みも両方とも鈴木製粉所のカルチャーなんですね。この両方をうち会社の特徴としてよく理解した上で、修正しながら仕事をしていくことが大切だと思っています。


それでは今週もよろしくお願いいたします。


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