2021.8.20 「読み」「書き」は昔も今も大切です

8月20日(金)
最近、炎上するニュースが多くなったなぁって感じてます。
例えば、野球の張本さんや名古屋の河村市長なんかは、昭和の価値観をいまだに引きずってるので当然かもしれませんが、
メンタリストのDaigoさんなんかは、人の気持ちが分かるハズなのに少し意外な感じもします。

で、私がこの一連の騒動で感じたのは、
「自分を客観的に見るって難しい」
という事です。


実はこれに関する研究があって、
「ソロモンのパラドックス」というそうです。
どういう内容かというと、
人間はみんな、「他人にはいいアドバイスが出来るが、自分のことについては適正な判断ができない」という内容です。

さらに、
若い人でも経験を積んでいるベテランでも、あるいはどんなに論理的思考が得意な人でも、自分のことは客観的に見えないそうです。
つまり、我々誰でもそういった罠に陥ることがあるということですが、
であれば、これ…どうにか防ぎたいですよね?


これには、自分を客観的に見つめ直して、「視点を整える」という訓練が大切なんだと思います。
具体的にどんな訓練をすべきかというと2つあって・・・
①文書を読む(読書)・・・他人目線の考えにじっくり触れて、自分を客観視する時間を作る
②文章を書く・・・自分の考えを言語化することで、頭の中をじっくり整理できるので、自分の視点が整う


昔から「読み書きそろばん」とは良く言ったものだと思います。

私はこの朝礼で話す内容を、時間かかるんですが必ず文章を書いて残すことにしています。
さらに、「note」というブログで一般公開する事で、責任覚悟を持ちながら自分の考えを整えているつもりです。

今世の中は、YouTube、Instagram、TikTokあるいは音声メディアが流行っていますが、これは、ビジュアルや音声でのやり取りです。
なので、現代社会では「読む」ことと「書く」ことが、著しく欠けているので、これからも炎上騒ぎがどんどん続いていくんだろうなぁと感じています。


それでは本日もよろしくお願いいたします。

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