2020.12.30(終礼) 「不易流行」的チャレンジ

2020年12月30日(終礼)
まずは一年間お疲れ様でした。

今年はなんといってもコロナ抜きでは語れない一年でした。
「GOTOトラベル」の賛否が話題になりましたが、今から300年以上昔、東日本を中心に松尾芭蕉という人物が旅をしました。山形にも来て蕎麦を食べたという記録もあります。
そして、彼の有名な考え方に「不易流行」という理念があります。
この「不易流行」というのは、「伝統を踏まえつつ、新しいものを取り入れることが大切」という考え方で、私達の蕎麦業界にとても馴染みます。
伝統を重んじる我々の業界にとって、さらには、コロナ禍で新しい挑戦を敬遠しがちな今だからこそ、変わる事の大切さを痛感します。
そこで、来年2021年の会社の目標はシンプルに「チャレンジ」としたいと思います。挑戦です。
もちろん「チャレンジ」するということは、即ち「リスクテイク」をすることでもあります。

具体的には来年お話ししますが、「新工場建設」に向けたチャレンジも含んでいます。
そのためには、しっかりとやるべきことをやらなければなりません。
コロナだからまあまあしょうがないね・・・という社会は、多分今年で終わって、来年はかなり大荒れの年になると思います。この社会の中を戦い抜かなければなりません。

古い諺で、「早く行きたければ一人で行け。遠くへ行きたければみんなで行け。」
というのがあります。
来年は、みんなで一緒に遠くに行く、大きなチャレンジをする年にしたいと思います。

一年間お疲れ様でした。

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