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2021.4.12 今、鶴岡が「腸」熱いんです。

4月12日(月)
桜が満開になり寒ざらしの発売も始まって、春だなぁと感じます。
その寒ざらしについて、科学的な分析は以前にも何度か行ってきました。
今年は慶應義塾大学先端研との共同研究の中で、寒ざらしのそばの実も分析も研究項目に入っています。

その関係で、先月に鶴岡へ行ってきました。
共同研究の話は別の機会にするとして、そのついでに、「メタジェン」という会社の方にも会ってきました。今日はその周辺の話をしようと思います。


慶應義塾大学の先端生命科学研究所からは、いろんなベンチャー企業を輩出しています。例えば、クモの糸のような人口繊維を作ってる「スパイバー」という会社とか、唾液でのがん検査を開発している「サリバテック」という先進的な会社があって、同じ敷地内に集まっています。
さらには、これらをまとめてヤマガタデザインという会社と一緒になって「サイエンスパーク」という構想を打ち立てて、スイデンテラスといったホテルも併設されています。

こういった世界有数のサイエンスベンチャーが、鶴岡にある、山形県内にあるという事が奇跡だと思うんですが、まだまだ山形県民の認知度が低く、少し残念に思っています。


今回お会いした方の会社「メタジェン」は、それらのベンチャー企業の一つです。
何をしている会社かというと人間の腸内環境を研究して、健康とか運動に関することにチャレンジしている会社です。
例えば、腸内環境と運動能力との関係を明らかにして、持久力アップのメカニズムをかなり明らかにできているようです。


じゃあ、こういう事に、そばが使えないか?
なんてことを今回ざっくばらんに話をしてきました。
そばには繊維質は多いし、繊維質のように働く「レジスタントプロテイン」とか「レジスタントスターチ」といったものも豊富で、腸内環境とは相性がいいと考えています。

これからは、そばを食べてもらうようにするために、もっともっと健康とかダイエットの切り口を使いたいと考えています。
何かそんなワクワクするところから、未来って生まれてくるのではないかと感じました。

それでは今週もよろしくお願いいたします。

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