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2022.11.7 消費行動を「本能」レベルで理解する

11月7日(月)
これまでに、朝礼でマーケティングの必要性についていろいろと話してきました。
この週末もほとんどの時間を使って、この分野の本を読んだり動画を見ていました。苦手ということもあってちょっとかっこ悪いんですが、会社の将来がかかっているので、その覚悟のようなものを皆さんに感じていただければと思っています。
今日もまた「マーケテイング」の話をしたいと思います。


そもそも「マーケテイング」は商品の差がつけられない業界で育つと言われています。例えば消費財メーカーと言われるシャンプーとか洗剤とかの業界です。
特にP&Gとか花王なんかはマーケティングが得意な企業と言われています。
なぜ、そうなったかというと、シャンプーや洗剤はどのメーカーの商品も完成度が高く、これ以上の差別化が難しい上に、とっても競争が激しい業界だからです。

差別化が難しくて競争が激しいという点では、我々そば粉業界よく似ていますよね。
であれば、我々も「マーケテイング」を使わない手はないと感じています。もう藁をもすがりたいって感じです。



そのP&G出身のマーケターで、USJや丸亀製麺を復活させた、森岡毅(もりおかつよし)さんは「マーケティングに必要な力は3つある」と言っています。

①真の「消費者理解」
②真の「戦略思考」
③真の「リーダーシップ」

この3つの中で一番ベースになるのが、やっぱり①「消費者理解」です。
お客様のことを理解することです。表面じゃなくて、本当の意味の理解です。「インサイト」にも通じてきます。

やり方はマーケターによって少しづつ違いますが、森岡さんの方法は、人間の行動を「本能」レベルで理解するやり方です。
例えば、そば屋によく行く人が、人間のどんな「本能」に基づいてるのかを徹底的に理解して、じゃあそば屋に行かない人にはどうアプローチすればいいのかを考えるやり方です。

具体的には、これからみんなで勉強していきたいと思います。


後ですね、なぜ今このタイミングで「マーケティング」で深くお客様を理解したいのか?と思うのは、新工場の設計をしているタイミングだからでもあるんです。
新工場は、我々自身のアップデートのためですが、もっと大切なのは、今までできなかったお客様の欲求を満たすためでもあります。
なので、真の「消費者理解」を行なって、新工場の設計に盛り込みたいと考えています。


それでは今週もよろしくお願いいたします。


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