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2021.5.3 変え続けることを、変えない

5月3日(月)
5月になりまして、鈴木製粉所は心機一転新しい年度に入ります。
ただ、コロナの影響は心機一転とはいかず、売上の落ち込みを当分覚悟しなければいけない状況です。
コロナは飲食だけでなく、観光業等も大打撃です。
この観光業の中で、コロナ禍ににおいても発信を続けている人と言えば、
星野リゾートの星野社長の顔が浮かびます。


最近その星野社長のインタビュー記事を読んで、
星野リゾートの「会社経営の考え方」にとても共感したので、
今日はそのお話です。

その記事の彼の発言の柱は、
「変え続けることを、変えない」
ということでした。
「変える」という社内の誰からも支持されない事をやり抜く行動力に、
強いリーダーシップを感じました。

さらにこう言っています。

『親が作ったものを大事に守ろうという気持ちはなくて、時代の変化に合わせて、むしろ壊していこうと思って会社を引き継ぎました。』

私なんかは、なかなかここまで言えないのですが、さすが星野さんです。

「変わるリスクよりも変わらないリスクが大きい」と言われてもう10年以上が過ぎました。
そしてさらにコロナがやってきた・・・。
でもじゃあ、どこまで変えればいいのか?どこを変えないのか?
この線引きにみんな迷うところですよね。

で、先ほどの星野社長の話に戻ると、彼の経営方針が参考になると思いました。

と、いうのは・・・
あれほどの手腕を持った人なら、多分いろんな分野に進出できるハズなんですね。
でも星野社長は、旅館業の範囲内でやっています。
宿以外の投資や進出は一切行っていないんです。
旅館という得意分野にこだわった上で、その中でとことん変化しています。


我々も、「そば粉屋」の範囲でどこまで変化できるか・・・だと思います。
ならば、今まで本当の意味でとことん蕎麦に向き合っていたのか?

そこに自問自答しながら、あらゆる「挑戦」していきたい。
新しい年度は、そんな年にしたいと思います。

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