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フィジーでFB介した物々交換が復活

おはようございます、ちょっと旧聞になりますが、コロナ環境下でのビジネス(というか生き方/コミュニティ形成)としてフィジーで面白い事例があったので共有します。
その名も「Barter for Better FIJI」、物々交換で外貨獲得が困難になった社会を動かそうという取り組みです。
以下が概要ですが、現金を介さない点や相互扶助的な点は江戸時代の長屋のやり取りっぽいなあと。そう考えると江戸は知恵の宝庫だったんだと思います。学びたいことが多い…

<発生した事象/背景>
・コロナの影響でフィジーのメイン産業;観光業が壊滅し、失業率が50%超に…
・物々交換専門のwebサイト(Facebook;Barter for Better
FIJI)を現地の有志が設立、開設2週間(6月初旬時点)で全人口の10%が取引を実行
 └モノとサービスの交換で、現金を介した取引は禁止(ヤギ⇔豚、草刈り⇔土地利用権など)
 └カネを介さない分、ビジネスではないかもしれないが相互扶助的な仕組みは万国共通…
https://www.facebook.com/groups/2964591663604507/

<特徴>
・上記の通りですが、「カネを介した取引は禁止」している点
 └カネを介することで「助け合い/相互扶助」のテイストが消えてしまい、資本主義的になってしまう
  →値段交渉が始まり、利益確保に動いたりすることで目的から逸脱。。。
・市場価格よりも自身の価値観に沿った価値交換を行うという、古くて新しい経済の仕組の事例
 └コロナで資本主義が揺らぐ中、自身の価値観に沿って生きる力が問われている??

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