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EVgoが徐々に従量課金形態にシフト

米大手充電プロバイダで先日AHMのと提携も行ったEVgoですが、認可州での従量課金体系へのシフトを加速しています。
顧客としては当然の心理ながら[充電した分だけ支払う]っていう基本的な部分への立ち戻り、重要なシフトだと思われです。

1;EVgoによる従量課金モデルへの移行

 EVgoは、kWhでの従量課金の料金体系を広げるべくのモデル変更を発表。充電時間でなく充電量に応じた料金請求を通じ、[EV保有者のコスト削減]&[送電網での負担軽減]を実現することを目指す
 EVgoは現在、米国最大の公共EV急速充電NWの一つとして、[30州以上][850以上のステーション][3,200台以上の急速充電器]を展開
 特定のEVではEVgo連携で[Plug&Charge]をデフォ搭載したり、新車プロモで無料充電プログラムを追加して拡大を続けるている。一方で米国全土で顧客に満足いく体験を提供すべくオプション設定しようとするものの、一般的にEV充電にはまだ多くのハードルが存在している。具体的には、米国のEV充電では[使用エネルギー量(kWh)][使用時間]の何れかor両方に請求されることがある。
 EVgoはkWh価格設定を許可する全州で従量課金を拡大しているが、Grid負担軽減のための[使用時間]対応オプションは維持

2;EVgoの料金設定

 現在、EVgoは30州+DCで従量課金型で充電サービスを展開。法的に許可されている州では展開、ドライバーは充電量に応じて料金を支払うが、許可されていない州では分単位で料金請求される
 殆どの顧客は従量課金を支持、EVgoでは時間帯別料金設定によるダイナミックプライシングを実施。顧客が充電に最適な時期を判断すべく、州毎に分類されたTOU価格ページを提供
 EVgo-APP/PlugShare-APPではTOU価格/Grid需要/kWh価格等の基づくリアルタイムの価格情報が表示される

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