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CA州当局がWaymoによる事業拡大に[待った!!]

Waymoが当局に提出していた事業拡大申請書ですが当局による審査が一時停止する旨発表されました。
一時停止はより深い調査に向けた人員確保などを要因としており、120日間は審議停止となります。
Waymoはロサンゼルスやサンマテオでの事業拡大を狙っていましたが、事業拡大は一旦待ったがかかりました。

1;Waymoの事業拡大停止

 2/21にCA州公共事業委員会;消費者保護執行局(CPED)はWaymoによる事業拡大申請を120日間停止に。
 Waymoはロサンゼルス郡/サンマテオ群でのロボタクサービス実行を申請していたが、今回の決定で120日後の24/06までは事業拡大に対して待ったがかかった状態で、サンフランシスコのみでの展開にとどまる。
 CPEDによると停止状態(TBD)は標準的/堅牢な審査プロセスの一部で特別なことではないとし、公表では[さらなる審査に向けた対応]としており、審査に向けた人員確保/事前調査に動くものとみられる
 今回は、安全計画の審査/承認と運行範囲拡大に係る[Operational Design Domain(ODD)]を提出。拡大対象は[ロサンゼルス地域の一部][サンフランシスコ半島の追加地域(サンマテオ)]での事業拡大の承認を求めていた。
 ちなみに、23/01にCA州陸運局はODD拡大を承認したが、SF市/各郡の交通局/タクシー運転手連盟は反対している

2;申請前活動/関係者の対応

 Waymoは申請に先立って行政/コミュニティ関係者に連絡を取り協議を実施していた。サンマテオ郡では都市計画担当者/保安官事務所/商工会議所などの20以上の団体と実施した
 サンマテオ郡監督委員会の副会長は安全性への懸念を表明している…
 -[Waymoはシリコンバレーへの拡大計画に関する有意義な議論を停滞させたため、CPUCは2郡での実質的に自由なロボタク申請にブレーキをかけた]
 -[隣接するサンフランシスコの消防士/警察官に障害事象を興している事実に絡んでの妥当な判断だと思うし、懸念が取り除かれるべき]

3;その他

 現在Waymoは、サンフランシスコ全域で24/365でロボタク(商用)を運営しており、ロサンゼルスの一部では無償で展開。23/03にサンタモニカで従業員を対象にロボタクの実証を開始し、一部の一般人にも提供しているが無償での展開。

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