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Porscheオーナー限定の充電ラウンジ開業。充電時間のリッチ化へ

 Porscheが充電時間をリッチにするための軽食/ワークアウト機能を提供するラウンジをオープンしました。ラウンジはPorsche所有者限定で、日本で言うとLexusラウンジのような扱いでしょうか。充電ビジネスの一つの方向性ではあるかと思われです。

1;ラウンジの概要

 PorscheはEV充電体験をプレミアムラウンジ(Porsche Charging Lounge)でのサービス/機能提供を通じてアップグレード/リッチ化することを目指す。具体的には、欧州の主要道路沿いに自社独自の急速充電ステーションを設置する計画で、[ブランド期待に応える]プレミアムな体験提供を企図
 第一弾の設置個所はドイツのBingen am Rheinでライン河沿いに位置する、ローマ時代と中世に作られた建築物(大聖堂や城郭)で有名な観光地。今後はドイツ/スイス/オーストリアの3国で複数のラウンジ設置が計画。

ラウンジ外見

2;施設の機能/サービス

 施設は再生可能な素材/エネジーで運営され24時間無休の営業、ドライバーはPorsche-IDを使ってラウンジを利用する。屋上に太陽光パネルを設置して、化石燃料を使わずに稼働する冷暖房が完備。
 サービスは[Porsche Charging Service]に統合されており、充電価格は0.33USD/kWhの設定。
 専用充電器/ラウンジにはPorsche-IDが必要で[プレート内蔵][アプリでのQR認証][チャージングカード]のいずれかで解錠/認証/決済を行う。充電機能は[急速充電ステーション;6(300kW)][充電ポイント;4(22kW)]が配置。
 ラウンジには軽食/飲料/高性能Wifi/スマートミラー(体調管理むけ)などが備え付けられる

ラウンジ内部
充電ステーション

3;その他

 Porscheの現状ラインナップにおけるEVは[Porsche Taycan]の身だが、2030年までにラインナップの80%をEVにする計画
 直近では24年に[Porsche Macan]が発売される予定、その後は[25年;EV718][26年;Cayenne]の発売を計画しており、他高級車メーカー対抗で、Macan.Cayenneの上に位置するE-SUVも開発中。

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