米ホンダによるEGgo/ElectlifyAmericaとの提携発表
9/28にアメリカンホンダ社がEVgo/ElectlifyAmericaとの提携を発表し、米国最大のEVネットワークを獲得しました。
同時にPrologueも発表しており、EVの本格上市に向けてインフラ整備にも力を入れていくことを強調しています。
1;AHMによるEV充電提携
9/28にAHMは米最大のEV充電NWを持つEVgo/Electrify Americaとの提携を通じ、EV保有者への充電アクセスの提供を拡充すると発表。
・将来のHonda/AcuraのEV保有者に向けたもので、2024年の[Prologue-EVとAcura-ZDX/SUV]のローンチの見据えたもの
└現段階では純粋なBEVはラインナップに無いが、2030年までにEV顧客に10万台のDC急速充電器が開放されると見積もる
└顧客体験観点では、 HondaLink/Acura EVアプリを通じて支払/ポート検索/サブスク管理などが可能とする方針
・米国で初の複数NWに跨る充電クレジットサービスを提供することになり、下記パッケージを準備している
└[750USD;EVgo公共充電クレジット][500USD;家庭用充電設置クレジット][300USD;EVgo-Lv1/2の充電クレジット]など
・Hondaは既にNACS対応も表明しており、多くの提携を発表してるため、EV充電アクセスをもっと多く持つといっても良い
2;短期的な戦略
Hondaの短期EV戦略はGM連携/Ultium-EVにかかっており、同提携でAcura-ZDX及びHonda-Prologueが生産されてきた
└両方ともGM-PF上に構築されており、Hondaが量産する初のZEBとなる
└Prologueは[初年度;45,000台/その後は70,000台]が生産される予定で、発売当初はCCS充電コネクタが付属し、2025年以降にはSC充電アダプタが付属する
3;その他
23/08にHonda/BMW/FordはEV保有者が充電量を管理するPFであるChargeScape, LLCの創設を発表
└参加顧客は、[電力需要が低い時にはEV充電]し、[需要ピーク時/緊急時にEVのバッテリーから電力網に放電]することで特典を獲得できる
・HondaはSONYを共同で[Afeela]のEVブランドを開発、25年にオハイオ工場で生産開始予定
└プロトタイプは、デジタルプロダクトを満載したガジェットに車輪がついたようなイメージ
└当該EVにはQualcommのロジック半導体に基づくSAEレベル3の運転支援システムが搭載されると。
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