見出し画像

小規模事業共済ってこれから大事

 小規模事業者に対して政府が行う支援策の一つ;小規模事業者共済について考えてみました。フリーランス/小規模事業者が増える中で、この制度は本当に使えると思うのです。

<有用性>
・小規模事業者共済は、資産運用(年金積立)/資金調達/納税額抑制の3面を持ち、経営上の柔軟性が高い
 -税額控除による納税額抑制と、将来見据えた資産運用
 -いざというときの取り崩し(資金調達)
・手続を簡素化するUI/UX設計が出来れば、小規模事業者や個人事業主のセーフティネット/エンパワメント要素となりえる

<概要>
・中小機構が運営する小規模企業/個人事業主を対象とした積立による退職金制度
 └掛け金;月額1,000-70,000円で自由に決められ、所得控除の対象。
 └積立期間;12カ月未満の利用では掛け捨て扱い、加入期間20年未満では元本割れ
 └共済金支払;6カ月以上積み立てた後に廃業すると共済金受取可能(課税対象)が受け取れる
・廃業タイミングでも受け取れるため、セーフティネットに
 └資金繰りに窮した時や、怪我や病気をして稼げない緊急時は引き出すことも可能
・ヒアリングする限りは商店主/大工さん/美容師さん等々の個人事業主は入ってる率高いです。
 └曰く、「税金やすくなる」「家族が心配するので(勝手に入れられたw)」「命綱だなあ」とのこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?