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【自己紹介No.9】 久原 政彦(エンジニア・Wistant)

こんにちは。RELATIONSの久原政彦(くばらまさひこ)です。

猫おじさん…もとい奥宮パイセンから自己紹介バトンをいただきました! さすがの分厚い経歴でした。猫おじさん、いつもかわいい猫Tシャツ着てるんですけど(10種類くらい見た)、その写真なかったなー残念だなー。

さて私ですが、RELATIONSでは、フロントエンドエンジニアをやっています。簡単に言うと、Webサービスの見た目や振る舞いを作成する人です。仕事の詳細については、以前書いたこの記事などを参照いただけば幸いです!

趣味は競馬とボードゲーム。ボードゲームは、社内外でボードゲーム会やギャザ会を主催していたりもします。写真は他社さん誘って「サイズ:大鎌戦役 (SCYTHE)」やったときの一コマ。物理的に重いゲームとしても有名。

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競馬については経歴でも紹介するのですが、最近のトピックとしては一口馬主になりました(キャロットクラブです)。来年2歳になる牡馬と牝馬1頭ずつに出資しています。デビューが待ち遠しい。

こんな私の自己紹介とともに、このnoteでは、RELATIONSの社風社歴や、新規事業のことなどもお話できればと思います!

1, 経歴

2006年3月  中京大学情報科学研究科メディア科学専攻修士課程卒業
2013年2月  RELATIONS入社。今に至る(社歴7年目)

履歴書的にはこれくらいなのですが…気になるところといえば、間にポカンとあいている7年ほどでしょうか。そこのあたりも含めて。

大阪に生まれ、三重県で育った私。幼少期は引っ込み思案で本の虫、趣味はゲームとプログラミング、典型的なエンジニアキャラクターです(今もそうだけど)。どれだけ内向的かというと、性格診断テストの16personalitiesで外向性パラメータ驚異の8%を叩き出すくらい。一桁とか見たことない。

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基本はゲームの攻略(ダビスタ・ドラクエ・マリカー・etc)をして過ごしていました。ほかには本を読むのが好きで、三国志とか百科事典とか家庭の医学とか、家にある本を無差別に読み潰す子どもでした。こんな陰キャでもRELATIONSで活躍できますのでご安心ください。

人生の転機は、ダービースタリオン96を友人宅でプレイしたこと。ソフト購入後は、設立した「らいと牧場」にて最強馬生産を目標に掲げて没頭。育てた愛馬を公式運営のコンテストに出したりもしました。

ダビスタの影響から、現実の競馬にも興味を持ちました。当時の競馬といえばエルグラスペの98世代。一番好きな馬はサイレンススズカ。ウマ娘はいつアプリ出ますか。

プログラミングは小学生から。ここにダビスタ+現実の競馬の影響が加わった結果、現実の競馬というゲーム攻略のために、競馬予想アプリを作り始めました。なんでも攻略するのが好きなんでしょうね。

作ったアプリをJRA-VANにて公開したところ、売上ランキング1位・コンテスト受賞・競馬新聞掲載などの嬉しい反響を得ることができました。この成功体験が、いまの私の礎になっていると感じます。ちなみに当時高校生なので馬券は買えません。

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予想屋が喋ったり、競馬新聞が印刷できたりと、かなり頑張った作品でした。なにより作っていて楽しかった! なお収益のほとんどは、当時ハマっていたカードゲームに融けていった模様。ブースターボックスをカートン(段ボール)で買った思い出。

ゲームやものづくりなどに興味を持ち続け、大学に進学。メディア・アートやハードウェアデバイス開発などを通して、ものづくり欲求を満たしながら大学生活をしていました。

学士課程ではソフトウェアUIを、修士課程ではハードウェアUIを、博士課程ではその融合として福祉工学を、それぞれ研究していました。博士課程が長かったのは、途中で福祉工学に転向したのが主要因です。後述しますが結局博士の資格は取れていません。単位満了退学。(だと思う)

その福祉工学の研究として発表したのが、歩行のリハビリを、靴装着型センサとAndroidタブレットで可視化し支援するシステム・Warasyです。

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機会があって、このシステムをAndroidのアプリコンテストに出すことになりました。運良く「決勝プレゼン」に進出することとなり、バトルするため上京するのですが…ここで1章は終わり。

2, なぜRELATIONSを選んだのか

結論から言うと、誘拐されました!

アプリコンテストの決戦プレゼンは3チームの戦いでしたが、その対戦相手がRELATIONSのCOGOOだったのです。大激戦の末COGOOが優勝。クヤシイ。ここで幸運だったのは、副賞として3チームに「台湾のComputex TAIPEIでプレゼンできるで賞」が与えられたこと。現地で再び会うこととなったのです。(COGOOの写真なかったので、ブースの設営風景を。)

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半年後、彼らから突然「いい学生探してるんだけど協力してくれない?」と声をかけられました。親切な先輩だった私は、彼らを研究室に招き入れて、研究内容や、就活中の後輩を紹介。ほどなくしてオファーがきました。「COGOOとWarasy、2つの新規事業をやってみないか」と。…っていうか私じゃん!じゃぁ最初に言っといてよ!

(あとから聞いた話、実は最初から彼らは私に目をつけていたらしいのですが…。そんなことを知らない私は一生懸命に後輩の学生を紹介していました。まんまと一杯食わされた。)

さて、企業に就職するということは、同時に研究者としてのキャリアから一時撤退することにもなります。そこは大いに悩みました。

でも結論としては「市井で使われるモノを、研究としてではなく、自分の手で創りたい」という気持ちが勝ちました。やっぱりものづくりを直接やってるときが一番楽しい。それをライフワークにしていきたい。

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折しもRELATIONSは新規事業を本格的に開始し、自由闊達な雰囲気のなか、議論と試行錯誤を重ね、開発を始めている事業フェーズ。自分の手を動かして、ものづくりできそうな雰囲気だったのも、RELATIONSを選んだ理由のひとつでした。ものづくり好きにとって、アウトプットし続けられる環境は最高ですよね。そしてそれは7年後の今も同じです。

そんなわけで、RELATIONSで2人目のエンジニアとしてJOINすることとなりました。ノウハウも実績も何もなし、すべて手探りでの活動開始!

3, RELATIONSでの業務内容

「RELATIONSの歩く開発史」とも称される私。新規事業のほとんどすべての開発に関わっていますので、簡単にご紹介します;

COGOO(自転車シェアリングサービス)
Warasy(歩行リハビリ支援システム)
Raspberry Piを使った定点重量計測システム
Artmatic(ジェネラティブアートデバイス)
Codeβ(ソーシャル型プログラミング学習サービス)
SELECK(現場の事例から学べるビジネスメディア)
スマメン(修理のマッチングサービスアプリ)
みらいマルシェ(産地と食品スーパーがずっと繋がるスマホアプリ)
Wistant(ピープルマネジメント支援SaaS)

SELECKWistantといった、現在でも提供中であるサービスの起ち上げにも関わっています。特にリリース前後のワイワイ感は印象的な思い出! RELATIONSには、適切な部署に異動を希望できる「制度」があります。いろんなことにチャレンジできる環境で、とても良いです!

一方で包み隠さず言えば、RELATIONSの歴史は、たくさんの新規事業を考え、作り、そして消してしまった歴史でもあります。私の研究だったWarasyも、残念ながら撤退した事業の一つです。これは人生で最も苦い経験のひとつであり、関わってくれた皆様のことを考えると、いまでも涙してしまいます。Warasyはモノ自体は喜ばれることが多かったものの、マーケットを作るところが難しかったところが、撤退の主要因でした…。酸いも甘いも、自らのアウトプットが直結しています。

さて、ベンチャー企業において特徴的なのは、ある場面ではあらゆる仕事をこなせるジェネラリストの動きを求められるし、ある場面ではひとつの機能を突き詰めていくスペシャリストの動きを求められることでしょうか。そういった変化をポジティブに楽しめる人であれば、RELATIONSにはフィットするのかなぁと。

私自身もこの6年半の間で、「いまは営業が必要だ!」と感じたときは、DM折ったり、テレマをしたり、営業したり。「いまはSELECK記事を増やさないと!」と感じたときは、記事を書いたり、投稿システムを作ったり…という経験もしました。あらゆることを自分ごととして事業を考え、自分ごととして実行できる環境だと思います。これはなかなか大企業ではできない経験かなと。

では今YOUは何を?と言いますと、Wistantチームでフロントエンドのリードエンジニアとしてアウトプットしつつ、新技術の研究およびプロダクト還元を行う「R&D」ロールと、どんどんJOINしてくれる頼もしい新メンバーたちの成長を助ける「スキルアップ」ロールを担当しています。

職域的に楽しいのは、フロントエンドは日々新しい技術が現れるので、試したくてウズウズしてしまい、「ひっひっひ…この新技術どうやってプロダクトに入れ込んでやろうか…」と試行錯誤するときでしょうか。実績としてはAtomic DesignとかStorybookとかExpoとか。最近はNext.jsとTypeScriptの導入を決めましたし、デザインシステムの構築についてもデザイナとエンジニアで積極的に活動しています。

惰性で守りの開発するのではなく、常に新しい考え方を取り入れ、良いものであれば採用していく、という習慣がチームについているなぁと感じます。(写真はスプリントレトロスペクティブで、打つべき新しいアクションをみんなで出しているところ)

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Twitter の @suzukalight にて、RELATIONSで実際に入れ込んだ技術のことはもちろん、趣味の競馬・ボードゲームのことなども発信していますので、ぜひこちらもフォローください!

4, 次のバトンは…?

RELATIONSが誇る阿寒湖のマリモ…じゃなかった、加藤章太朗さんにバトンを渡します! 何を隠そう、私の誘拐犯です!

創業メンバーでもある彼が、なぜRELATIONSで新規事業を起ち上げたのか。いまなにを悩み、考えているのか…そして趣味の格闘技や麻雀は語られるのか。様々な意味で私自身も興味MAXの自己紹介バトン、次回もお楽しみに!

※2019/11/11 追記
「今YOUは何を?」でフロントエンドエンジニアを名乗っていた私ですが、このたび職域を変更しまして、バックエンドエンジニアとして働くことになりました。新メンバーの活躍でフロントエンドのスキルアップが進んだことと、Wistantの今後を考えたときにバックエンドの強化が急務になると判断したことから、自分でロール変更を志願したという流れです。

こんな感じで、RELATIONSでは自律性を発揮した結果、用意していた原稿がリリース前に書き換わる事態になることもあります 笑。それはさておき、全力で新分野へチャレンジしていく所存です!


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