短歌、言葉、その周辺の仕事。興味のあることだけやって二十数年生活してきた歌人の、あやまちだらけの毎日を知ることで気持ちがきっと楽になります。正直さでは負ける気がしません。1日ずつのバラ売りも(たまに)しますが、まとめ売りのマガジンは毎日更新をめざしますので、30本とかで700円。更新できなかった日の翌日は、2本更新します。1日あたり24円。
鈴掛 真
標準とは何か。普通とは。常識とは。 ある一面から眺める正義が、反対側からは悪として見える。 正解は、人の数だけ存在する。 自分は何を信じ、どこを目指して進んで行こ…
誰しもに与えられた役割がある。 けれど、それが本当に相応しいか否か。 正しい役割を見つけ出せるのは、自分自身だけかもしれない。 そんな気分を、9つの短歌で書いてみま…
正しさとは何かを考える。 自分の信じる正しさが、誰かにとっての間違いだったりする。 間違いとされていたものが、時代を超えて正しさに変わることもある。 そして今、何…
相手からあらかじめ求められている立場。 それ以上でも以下でもないと決められた関係。 すべて理解したうえなのに、少しでも前に進めないかと期待する自分がいる。 そんな…
歳月とともに変わってゆく人。街。社会。 人生が終わるときは、変化が終わる瞬間でもある。 そのとき隣にいるのは誰だろうかと想像する。 そんな気分を、8つの短歌で書いて…
住んでいる街。流れてゆく時間。出逢って別れてゆく人々。 ときどき現実から目を逸らしたくなる。 けれど、足元をよく見てみれば、思いがけず美しい瞬間に立ち会っているか…
車に乗っている間は、みんな揃って前方を向いているから、向き合うことはない。 けれど、向き合っていないからこそ見つけられるものもある。 例えばそれは、無防備にうたた…
相手の気持ちを知りたいと思うとき、つい言葉を求めてしまう。 けれど、無言で読み取れる気持ちもある。 声、顔、仕草……答えは人のあらゆる細部に宿っている。 そんな気…
心の中は複雑で、幾重にも連なった壁で覆われている。 守ったり、攻め入ったり。 断片的なひとつずつを掻き集めて近づいてゆく。 そんな気分を、8つの短歌で書いてみました…
画面越しの相手から、まるで心の無い機械であるかのように乱雑に扱われるときがある。 けれど時代の波に流されて、ふと自分も同じような扱いを誰かにしてしまっている瞬間…
季節は移り変わってゆく。忘れたり、忘れられたり、心も月日とともに変わってゆく。 だから消えないように、記憶を刻む。傷つけたり、傷つけられたりしながら。 そんな気分…
優しさで人に覚えていてもらうのは、案外難しい。 忘れ去られるくらいなら、たまには嫌な人になりきって記憶に残っていたいと思う。 そんな気分を、8つの短歌で書いてみま…
知り合い、先輩、後輩、同僚、友達。 固定された関係性を、揺り動かしたくなるときがある。 あるいは、知らぬ間に形を変えているときもある。 いずれにしても、できるだけ…
万物は、捉え方によって善にも悪にもなる。 ある人には天国でも、ある人には地獄に見えているかもしれない。 たとえ万人が悪人だと罵ろうとも、あなたにとっての善人でいた…
街の喧騒に佇んでいると、自分は本当にここで存在しているのか、不安に思うときがある。 誰も見てくれていなくても、誰にも感謝されなくても、きっと明日は今日より良い日…
また次の機会に、また次回に、と未来に期待してしまうけれど、同じ瞬間は二度と戻って来ない。 ゆるやかに変わっているはずの季節の中で、ふと、なぜだか昨日までとはまる…
2024年9月11日 18:12
標準とは何か。普通とは。常識とは。ある一面から眺める正義が、反対側からは悪として見える。正解は、人の数だけ存在する。自分は何を信じ、どこを目指して進んで行こうか。そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言が、ここにある。」
2024年8月8日 01:23
誰しもに与えられた役割がある。けれど、それが本当に相応しいか否か。正しい役割を見つけ出せるのは、自分自身だけかもしれない。そんな気分を、9つの短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言が、ここにある。」と太鼓判を押してくださった、295の短歌で
2024年7月11日 12:22
正しさとは何かを考える。自分の信じる正しさが、誰かにとっての間違いだったりする。間違いとされていたものが、時代を超えて正しさに変わることもある。そして今、何を信じるべきか。そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言が、ここ
2024年6月20日 11:19
相手からあらかじめ求められている立場。それ以上でも以下でもないと決められた関係。すべて理解したうえなのに、少しでも前に進めないかと期待する自分がいる。そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言が、ここにある。」と太鼓判を押し
2024年5月16日 12:23
歳月とともに変わってゆく人。街。社会。人生が終わるときは、変化が終わる瞬間でもある。そのとき隣にいるのは誰だろうかと想像する。そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言が、ここにある。」と太鼓判を押してくださった、295の短
2024年4月11日 11:29
住んでいる街。流れてゆく時間。出逢って別れてゆく人々。ときどき現実から目を逸らしたくなる。けれど、足元をよく見てみれば、思いがけず美しい瞬間に立ち会っているかもしれない。そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言が、ここにあ
2024年3月15日 02:13
車に乗っている間は、みんな揃って前方を向いているから、向き合うことはない。けれど、向き合っていないからこそ見つけられるものもある。例えばそれは、無防備にうたた寝する横顔だったりする。そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言
2024年2月2日 14:14
相手の気持ちを知りたいと思うとき、つい言葉を求めてしまう。けれど、無言で読み取れる気持ちもある。声、顔、仕草……答えは人のあらゆる細部に宿っている。そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言が、ここにある。」と太鼓判を押して
2024年1月18日 12:43
心の中は複雑で、幾重にも連なった壁で覆われている。守ったり、攻め入ったり。断片的なひとつずつを掻き集めて近づいてゆく。そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言が、ここにある。」と太鼓判を押してくださった、295の短歌で綴っ
2023年12月21日 16:56
画面越しの相手から、まるで心の無い機械であるかのように乱雑に扱われるときがある。けれど時代の波に流されて、ふと自分も同じような扱いを誰かにしてしまっている瞬間に気づく。そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言が、ここにある。
2023年11月24日 12:08
季節は移り変わってゆく。忘れたり、忘れられたり、心も月日とともに変わってゆく。だから消えないように、記憶を刻む。傷つけたり、傷つけられたりしながら。そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言が、ここにある。」と太鼓判を押してく
2023年10月1日 12:21
優しさで人に覚えていてもらうのは、案外難しい。忘れ去られるくらいなら、たまには嫌な人になりきって記憶に残っていたいと思う。そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言が、ここにある。」と太鼓判を押してくださった、295の短歌で綴
2023年9月12日 12:23
知り合い、先輩、後輩、同僚、友達。固定された関係性を、揺り動かしたくなるときがある。あるいは、知らぬ間に形を変えているときもある。いずれにしても、できるだけ美しい形であったならいいなと思う。そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さんが帯文で「今を生
2023年7月28日 12:42
万物は、捉え方によって善にも悪にもなる。ある人には天国でも、ある人には地獄に見えているかもしれない。たとえ万人が悪人だと罵ろうとも、あなたにとっての善人でいたい。そんな気分を、12の短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の名言が、ここにある。」
2023年6月9日 17:04
街の喧騒に佇んでいると、自分は本当にここで存在しているのか、不安に思うときがある。誰も見てくれていなくても、誰にも感謝されなくても、きっと明日は今日より良い日だと、道端の空き缶を拾ってゴミ箱に入れてみたりする。そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さん
2023年5月15日 01:04
また次の機会に、また次回に、と未来に期待してしまうけれど、同じ瞬間は二度と戻って来ない。ゆるやかに変わっているはずの季節の中で、ふと、なぜだか昨日までとはまるで違う心持ちの自分に気づく。そんな気分を、8つの短歌で書いてみました。第一歌集『愛を歌え』には収録されていない新作です。もしも気に入っていただけたら、ぜひ『愛を歌え』も読んでみてくださいね。あの俵万智さんが帯文で「今を生きる愛の