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【副業を本業に】自分らしく輝くためのワーママ流”強みをいかした働き方”

育児と仕事の両立を目指して在宅ワークをしたい。
でも、自分の強みってなんだろう?
副業をしてみたいけど、何をやったらいいの?
こんな風に疑問と不安でいっぱいになり、なかなか一歩が踏み出せないという方もいると思います。

そこで今回インタビューをさせていただいたのが、会社員時代に始めた副業を本業にし、現在はフリーランスで活躍するみみこさんです。
みみこさんは、自分の強みをいかした働き方を実現し、育児と仕事の両立を叶えました。

今回は、
・本業と副業の両立について
・自分に合った副業の見つけ方
・自分の強みに気づく方法
などについて伺いました。

自分らしい働き方を模索している方、必見です!

みみこさんプロフィール
オンラインサロン「ライター組合」代表 佐々木ゴウさんの専属秘書。その他、アフィリエイトサイト、ライター組合、オンライン秘書コミュニティ「秘書部」の運営と多岐にわたって活躍。私生活では、2人の子どもを育てるシングルマザー。

【入社当初は「できない社員」だった】

ーまず、会社員だったときのことについてお伺いいます。
みみこさんは、最年少支社長や役員秘書など輝かしい経歴をおもちですよね。でも、社会人になった当初は「できない社員」と言われていたそうですが、本当ですか?

そうなんです。先輩に怒鳴られたり、目の前で作った資料をビリビリにやぶられたり、怒られまくってました。
大切なお客様から言われたことをすっかり忘れてしまって、先輩と一緒に謝りにいったこともありました。

ーそれはツライですね…。

完全にキャパオーバーでした。教育係の先輩がいたんですけど、妊娠して体調が悪くなったこともあってほったらかしにされてました。社員の年齢層も高くて、「昔はこうだったんだ!」という圧力も強かったです。
約3年間働きましたが、妊娠・出産を機に転職しました。副業は、その後に始めたんです。

【気になったらすぐ行動、合わなかったら辞める】

ー副業では、どんなことをされたんですか?

ブログやオンライン秘書などです。でも、他にもいろいろやりました。プログラミングにもチャレンジしましたし、コールセンターのバイトをしたこともあります。でも、どちらも合わなくてすぐ辞めました。

ーいろいろやってみたんですね。会社員として働きつつ子育てもしながらだと、なかなか副業の時間がとれないと思うのですが、どうやって時間のやりくりをしていたのですか?

子どもより1時間早く起きてやってました。当時は時短で働いていて、仕事が終わったあと保育園のお迎えまで少し時間があったので、その間の30~40分でやったり。なので、残業しないように頑張ってました。あと、子どもが寝たあとにもやりましたね。

ー隙間時間もうまく活用して、時間をつくる努力をされたんですね。
お話を伺っていると、みみこさんはすごくパワフルだと感じたのですが、その行動力は昔からですか?

そうですね、もともとの性格も関係してると思います。好奇心旺盛で、気になることは試してみたいんです。
自分が好きかどうか、合っているかどうかは、実際にやってみないと分からないじゃないですか。やってみて、嫌いだったら辞めればいいんです。
すずかさんは、どうですか?

ーわ、私ですか?!私は、始めるまでにじっくり考えないと不安なタイプです。失敗したらどうしようとか、中途半端になったら嫌だなとか、考えちゃうんですよね…。

そうなんですね。でも、失敗したって全然いいと思うんです。別に死ぬわけじゃないですし。ダメだったら方向転換したり、やり直したりすればいいと思います。

ーなるほど!とにかく1度やってみて、合わなかったら変えてもいい。もっと気軽にチャレンジしていいんですね。そう考えると、1歩を踏み出すハードルが低くなりますね。
でも、私のようにどうしても不安で行動できない人もいると思うんです。そのような人は、具体的にどうやったら前に進めると思いますか?

その場合は、自分でルールを決めるといいと思います。例えば「ここまで調べたらやろう」とか「〇月〇日までに行動にうつそう」とか。
あと、行動するのが得意な人と一緒にチャレンジするのもオススメです。
私、今までいろんなことにチャレンジしてきましたが、失敗するのが怖くないんです。実は、ブログもコロコロ変えてて。はてなブログProがいいと聞いて移行したんですけど、収益化を狙うならワードプレスがいいと聞いてまた移行しました。この間、わずか2週間です。

ー2週間ですか?!ブログの移行は手間のように感じますが、それでもいいと聞いたことはどんどん試す。このようなみみこさんの姿勢が、今のライフスタイルをつくるきっかけになったんですね。

【私の人生、自由に生きたい】

ーその後、会社を退職してフリーランスになりますが、フリーランスになろうと思ったきっかけは何でしたか?

きっかけは、離婚するときに会社勤めのままだと、子どもの急な体調不良や保育園の行事に対応できないと思ったからです。会社も全く休めないわけではないですが、それでも周りに気を遣うのはストレスになると思ったんですよね。
あとは、副業で始めたオンライン秘書が楽しかったので、もっとやりたかったというのもあります。

ー会社を辞めるのは怖くなかったですか?

怖かったですよ。役員が怖い人で、過去には、退職を申し出たらいじわるされたり、引き留められたりする人もいました。
それでも、辞めたい気持ちが強かったです。私の人生なので、自由に生きたいと思ったんですよね。
肩書きがなくなる不安もあったんですけど、実際に辞めてみたら全く関係なかったです。

【自分の強み=周りから感謝されること】

ーみみこさんは、細かいことが好きでそれが強みだと以前おっしゃっていますよね。

ーこの「細かいことが強み」だと気づいたきっかけは何だったのでしょう?

ゴウ先生のオンライン秘書として働き始めたとき、ゴウ先生が褒めてくれたんです。自分にとっては当たり前のことだったんですけど、褒められたことで気づきました。
「強み」って、自己探求して気づくこともあるかもしれないけど、なかなか難しいと思います。

ー確かにそうですよね。自分だけで考えても答えが出なくて、「私には強みなんてないんじゃ…?」と余計不安になりそうです。

自分は当たり前にできることが、誰かの苦手だったりするんですよ。自分の魅力は、気づいていないだけでたくさんある。なので、人から褒められたこと、感謝されたことに注目すると、強みが見つかりやすいと思います。

ーなるほど。でも、普段生活をしていて、褒められることって少なくないですか?特に大人になると「できて当たり前」みたいになりますし…

小さいことでもいいと思います!例えば、友達とランチに行くことになったら、場所探しをしますよね?そのときに、よさそうなお店をいくつかピックアップしてURLを貼ったら、友達に感謝された。こんなことでもいいんです。「行きたいエリアでいい感じのお店を探す」ということが苦手な人もいるんです。

ーそんなことでもいいんですね。そう考えると、強みに気づくきっかけは、意外と日常に溢れているのかもしれませんね。

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失敗を恐れずさまざまなことに挑戦し、自分の人生を切り開いていったみみこさん。
周りの評判を鵜呑みにせず、実際に試したからこそ自分に合った働き方が見つかるのだと分かりました。

そして、つい迷子になりがちな”自分の強み”ですが、「周りからの言葉に隠れている」という視点も印象的でした。

周囲にも耳を傾けつつ、自ら行動して判断する。この”芯の強さとしなやかさのバランス”が、自分らしいライフスタイルを作るのかもしれません。

次回は、みみこさんが自身の強みをいかして精力的に活動している「オンライン秘書」について迫ります!



最後まで読んでくださり、ありがとうございます!