見出し画像

闘病、介護を振り返る⑮

2016年10月に母の手術(卵巣癌)
2017年2月に父の手術(S字結腸癌)
2018年5月からのお話。

母の抗がん剤の治療が再開して
2月より抗がん剤治療が再開され、前回とは明らかにダメージが強いと感じました。
年齢的な事もあるでしょうから、体力的に厳しい。
とは言え、母はとにかく頑張る方向で治療を受けていました。
しかしながら徐々に変化は大きくなっていきました。
それは良くない方向に。
身体全体のむくみが酷くなってきました。
医師は淡々と治療を続けていくように見えました。

父の抗がん剤治療はずっと続く
毎月の点滴と飲み薬での抗がん剤治療は変わりなく続く。
飲み薬がスタートすると気分が悪いようで、食欲がなくなっていました。
それでも、黙って治療を受けていました。
ストマ生活も定着していましたが、とにかく我慢の日々。
出来る限り食べたい物を食べさせてあげるようにしていました。

その頃の私の気持ち
この2018年という時期は前年とは違い、重く静かに状況が悪い方向に行く事を感じ始めていました。
勿論家族として希望にすがりたい気持ちいっぱいでした。
しかし、どうしようもない壁にぶつかっている感覚を感じないふりにも限界があると感じていましたね。
頑張ってどうにかなるものではない、そうわかっていても。

2018年5月のお話でした。つづく・・・


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?