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闘病、介護を振り返る⑧

2016年12月母の2回目の抗がん剤治療です。
手術で入院・退院してから初めての抗がん剤治療。
段取りとしては、入院日程の連絡が電話であり、それから入院し抗がん剤治療をします。およそ1週間の入院治療。

入院の日、退院の日は私(娘)が午前中休暇を取って送り迎えをしていました。
入院時病院に到着して手続きの番号を取り待つ。
そして案内があり病棟へ行くわけです。母としては窓際が良いなぁって感じでした。
まず、採血をして治療出来るか否かの判断をして、翌日に治療という流れでした。抗がん剤治療(点滴)を行った2・3日後にだるさがやってくる感じでしたが、最初の頃は平気なようでした。1週間は仕事が終われば帰りに必ず病院へ行き顔を見に行きました。
こういう治療が翌年6月まで続くのです。(2クールという事です)
この頃は母も体調がそんなに悪くなかったので、ひとりで病院内のコンビニに行き好きな飲み物や食べ物を買っていました。

その時の私の気持ち
これを続ければ癌が消えてくれるんじゃないか?と楽観視というか願っていました。医師からは「癌と共存」と言われてもなかなかそれを私は受け入れられない状況だったのかもしれません。
とにかく「治る」そう信じていた頃です。

2016年12月の話。 つづく・・・

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