マガジンのカバー画像

かまぼこのお話

3
かまぼこの秘密やたんぱく質について発信します!
運営しているクリエイター

記事一覧

かまぼこの歴史

突然ですが、「かまぼこ」の起源ってご存じですか?? 今回はその起源についてご紹介します! かまぼこの起源 かまぼこが歴史に登場したのは、1115年(平安時代)類聚雑要抄(るいじゅぞうようしょう)とういう古文書で、祝宴料理に書かれたのが始まりです。 一体どんな形をしていたでしょうか??? 実はかまぼこの原点は、魚のすり身を竹の棒に巻きつけて焼いた素朴なものでした。今でいうところの「ちくわ」にそっくりですね! 当時の原料は〇〇〇!? そして気になる原料は何を使っていた

かまぼこの素材の話

今回は、かまぼこに使用している素材についてご紹介いたします。 主原料はお魚 魚種ごとに味、弾力や食感も異なるため、グチ、ムツやオキギスなど様々な種類の魚を使用します。小田原かまぼこの代表、板付き蒸しかまぼこは、主にグチを使用し一本に約7匹の魚を使います。 地球の表面の7割は海です。この広い大自然でいきいきとたくましく生きてきたお魚のプリプリの肉質はおいしいかまぼこづくりに欠かせません。 そして、みなさまの健やかな生活にもつながっていくものと考えております。 かまぼこのお

身体をつくるタンパク質はどのように吸収されるのか?

タンパク質はヒトの身体をつくっている約60兆個の細胞の主成分です。 筋肉をはじめ皮膚や毛髪や爪、骨の一部分もタンパク質でできています。 この記事では、摂取されたタンパク質は、お腹の中で分解されて20種類のアミノ酸になり、それぞれの目的に合わせて数十〜数百個以上結合し、約10万種類のタンパク質に形を変えます。タンパク質が身体のなかでどのように分解され、吸収されるか、そしてどのようなタンパク質を摂取すればよいかを詳しく解説します。 ヒトはタンパク質でできている 身体を構成する