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「普通」とは

 今回の部員日記は、経済学部2年鈴木晴貴が担当させていただきます。最後までお読みいただけると幸いです。

 私事ですが、先日誕生日を迎え、20歳になりました。ついこの間、高校を卒業したかと思えば、もう大学2年生、ハタチという時間経過の早さに衝撃を受けています。限られた大学生活、ソフトテニスに打ち込める期間を悔いのないように過ごそうと思います。

 時間経過の早さといえば、日本全土に衝撃が走った婚約発表から早2か月が経とうとしています。衝撃の婚約発表という文言と最初の写真で、なんとなく察しがつくかと思われますが、星野源さん・新垣結衣さんの結婚のニュースであります。両者のファンであった僕にとっては、かなりの驚きと幸せいっぱいなニュースでした。それと同時に、自分の現状を考えさせられる出来事でもありました。

「普通」とは何だろうという話です。

 これを考えるきっかけになった記事を紹介します。この記事内では、星野新垣夫婦が人気芸能人である一方で「普通」を重んじているお二人ではないかというお話です。2か月が経った今も、二人で大々的に共演したり、何事もなかったかのように過ぎた状況を見ても、強くそう感じるのではないかと思います。時間がありましたら是非一度読まれた後、お戻りいただけますと幸いです。

 部員の方はご存じですが、僕は普通of普通な人間です。良い意味で、真面目。悪い意味で、いてもいなくても変わらないそんな存在です。自分の強みを見つけられない中で、この記事を読み「普通」について考えさせられたという流れです。星野源さんも、新垣結衣さんも人気アーティストかつ女優であり、「普通」なわけないじゃないか、一般人とは程遠いではないか、という反論がもちろん出てきます。ですがこのようなことは重々承知の上で、言いたいことは、人としての根っこの部分に「普通」を尊ぶ精神が確立されているのだということです。それとともに、自分の「普通」も素晴らしい強みであると主張したいわけでもありません。

誇るべき強みと共存する「普通」こそが至極であるということです。

星野源さんや新垣結衣さんらは、アーティスト活動、執筆活動、俳優、女優活動など、多岐にわたる分野において才能を発揮しておられます。天才と一言に表現してしまうのは申し訳なく、たゆまぬ努力の上に成り立っていることは承知の上で褒め言葉として用いらせていただきます。この方々は、「普通」を根本に持った上で、やりたいことや興味への情熱、努力を続け、現在のような成功につながっていると思います。たとえ「普通」の精神だとしても強みは自分次第でどうにでもなり、自分を磨き、極めた結果として、個人のストロングポイントが生まれるのだと感じました。そして、ストロングポイントが生まれた人に垣間見える「普通」の部分がまたさらに、新たな強みとして頭角を現し、「普通」がふつうという単純な捉え方ではなくなるのではと考えさせられました。

 「普通」を鬱陶しいほど何度も連呼してきましたが、自分が今置かれている「普通」の立ち位置はまだ、第一段階であり、自分のやりたいこと、興味あることを追求することで強みを生み出せる可能性を秘めていると捉えられるのではと考えています。今の「普通」の先にある自分のストロングポイントを見出し、その根底にあるふつうをも際立たせることができたらいいなと思います。否、思うのではなくやってやります。まず、ソフトテニスの中で自分の強みの確立、真面目な面の際立たせを達成します。ご声援のほどよろしくお願いいたします。


長く、拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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